石川、青木、バレンティン、山田哲…2010年代ベストナイン【ヤクルト編】

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2020年04月12日 20:02  ベースボールキング

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ヤクルト・石川雅規
◆ 2015年の優勝メンバーが中心

 新型コロナウイルスの感染拡大で未だ幕を開けない2020年シーズン。そこで今一度2010年代を振り返り、各球団のベストナインを選出する。今回はこの10年、シーズン毎の浮き沈みが激しかったヤクルト編。

 投手は先発、中継ぎ、抑えの3ポジションに分類。まず先発は“小さな大投手”と称される石川雅規を選んだ。左腕は2000年代からエースとして君臨し、2010年以降も6年連続で規定投球回超えをマーク。直近10年で計87勝を積み重ね、39歳で迎えた2019年シーズンもチーム最多の8勝を挙げた。

 中継ぎは石山泰稚をチョイス。チーム事情により先発、抑えを務めるシーズンもあったが、1年目の2013年は60試合登板で21ホールド、2017年は66試合登板で24ホールドを記録するなどセットアッパーとしても活躍した。抑えは2010年から6年間在籍したトニー・バーネット。3年目の2012年、優勝した2015年と2度のセーブ王に輝き、ファンからも愛された。

 捕手は2015年にベストナイン、ゴールデングラブ、石川とともに最優秀バッテリー賞を受賞した中村悠平。一塁は2015年に打点王を獲得した畠山和洋を選んだ。二塁はトリプルスリー3度達成の山田哲人で文句なし。三塁は宮本慎也と川端慎吾で悩んだが、2015年に首位打者と最多安打のタイトルを獲得した川端をチョイスした。遊撃は2015年にFA加入し、優勝に貢献した大引啓次。

 外野の1人目は、2013年にシーズン60本塁打のプロ野球記録を打ち立てたウラディミール・バレンティン(現ソフトバンク)。3度の本塁打王に輝くなど、2011年からの在籍9年間で計288本塁打を放った。2人目は“還ってきた安打製造機”青木宣親。2012年から6年間メジャーでプレーしたが、渡米前の2010、11年、復帰後の2018、19年の計4シーズンで686安打をマークした。3人目は打者転向で花開いた雄平。2014年はベストナインに輝くなど主力打者へと成長した。

 ヤクルトの2010年代ベストナインは以下の通り。

【投手】
先発:石川雅規
中継ぎ:石山泰稚
抑え:トニー・バーネット

【野手】
捕手:中村悠平
一塁:畠山和洋
二塁:山田哲人
三塁:川端慎吾
遊撃:大引啓次
外野:ウラディミール・バレンティン
外野:青木宣親
外野:雄平

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