MotoGP:ドルナスポーツが新型コロナの影響受けるシリーズ参戦チームへ財政支援

0

2020年04月14日 07:01  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

2020年ロードレース世界選手権Moto2クラス開幕戦カタールGP
MotoGPを統括するドルナスポーツは、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)の合意と、株主であるブリッヂポイント・キャピタル、CPPインベストメントの全面的なコミットメントを受け、ロードレース世界選手権MotoGPクラスのインディペンデントチームとMoto2クラス、Moto3クラスのチームに対する財政支援策について発表している。

 世界的な新型コロナウイルスのまん延は、世界中のスポーツシリーズや産業、多くの人々に多大な影響を与えているが、MotoGPシリーズも例外ではない。特にインディペンデントチーム(プライベートレーシングチーム)にとって、レースが開催されない状況はチーム存続の死活問題となっている。

 MotoGPクラスのインディペンデントチームに対しては、IRTA(国際ロードレーシングチーム連盟)を通じて、レース活動の再開に関わらず、4月、5月、6月に前もって経済的な支援(分配金の支払い)が行われる。これはインディペンデントチームとそのスタッフを経済的な保証を確保し、チーム及びスタッフの将来を確保するためのものだ。

 さらにIRTAはすべてのMoto2、Moto3チームに対しても、既に分配金の支払いを行っており、さらなる支援対策も検討されているという。

 ドルナスポーツはこの危機を乗り越え、MotoGPシリーズに参戦するすべての人々にひとつの結果、つまり、変更されたカレンダー通りにレースを開催することを確実にするために、今後も務めて行くという。

 ドルナスポーツは、2016年7月にIRTA及びMotoGPクラスのインディペンデントチームとの間で2017〜2021年まで5年間の財政支援に関する契約を締結している。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定