F1が公式サイトから2020年カレンダーを取り下げ「調整がつき次第、修正版を発表」夏開幕を目指すと改めて表明

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2020年04月17日 09:51  AUTOSPORT web

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2019年F1開幕戦のスタートでトップを奪ったボッタス(メルセデス)が優勝。4番手スタートのフェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が3位表彰台を獲得
F1は、当初の2020年カレンダーを公式サイトから取り下げ、現在策定中の修正版カレンダーを「しかるべき時が来れば」公表するとの発表を行った。

 新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、現時点で序盤9戦が延期あるいは中止となっており、正式なスケジュール変更がなされていない最初のグランプリは6月26日から28日のフランスGPであるが、実際にフランス以降のレースが開催できるのかどうかは不確実な状況だ。

「COVID-19の状況が継続していることを受け、F1はファン、訪問先のコミュニティ、F1コミュニティの安全を考慮し、多数のレースの延期を発表した。最近述べたように、我々は、2020年シーズンを夏のある段階でスタートすることを目指している」とF1が16日に発表した声明に記されている。

「現時点では、いつ状況が改善するのか、正確に特定することは不可能である。だが、状況が改善したときには、再びレースを行う準備はできている」

「ファンに2020年選手権を提供するために、全員が尽力している。実際のレースの並びと日付は元の2020年カレンダーとは大幅に異なる可能性があり、その修正版2020年カレンダーについて、F1は現在プロモーターと協力し合って取り組みを行っている」

「修正版2020年カレンダーは、しかるべき時が来れば公表する」

「以前発表したとおり、例年サマーブレイクが行われていた時期にレースを開催するため、サマーブレイクを3月/4月に早めた。また、シーズン終了日は元々の11月27日〜29日よりも後になると予想される」

 F1の公式サイトからは2020年カレンダーの掲載はいったん取り下げられているものの、FIAの公式サイトには、日本時間17日朝時点で、フランスGPをはじめとするカレンダーが掲載されている。

 正式に延期あるいは中止されたグランプリのチケットについては、今後払い戻しあるいは振替の手続きがなされるものの、正式な延期あるいは中止の決定がなされていないグランプリについては、チケットは引き続き有効だと、F1は述べている。

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