ブリヂストンが医療現場に防塵マスクや雨合羽などを提供へ。物資が不足している現場を支援

ブリヂストンは4月24日、新型コロナウイルス感染症の影響により医療物資が不足している医療現場への支援として、同社グループが保有する防塵マスクなどを提供すると発表した。

　ブリヂストンから提供される物資は、防塵マスク（DS2）および感染対策マスク（N95）が計2071枚と、雨合羽1200枚とされ、マスクに至ってはブリヂストンおよびブリヂストングループ会社製造現場の保有在庫を、一般社団法人日本経済団体連合会を通じて医療機関に提供する。

　雨合羽は、ブリヂストンがイベント用に保有していたものを、医療現場で不足している防護服の代替手段として使用するべく、同用途で雨合羽の提供を募っている大阪市に提供する。

　ブリヂストンは医療関係者のみなさまの役に立てるよう、防護服やビニール手袋など、必要とされるその他物資の提供についても引き続き検討していくという。

　また、ブリヂストンは海外拠点においても、アメリカで自社生産したフェイスシールドの医療・介護施設への提供や、スペインでの医療従事者向けの無料車両整備サービスの提供など、同社の資産・技術を活用した取り組みを実施している。