国民的アニメ『サザエさん』、「放送事故レベル」と炎上! 家族旅行ストーリーに「自粛しろ」と厳しい声

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2020年04月27日 22:13  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

 1969年に放送が始まり、2019年に「世界で最も長く放映されているテレビアニメ番組」としてギネス記録された、国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)。磯野家の日常を描いたこのアニメが、現在、ネット上で“炎上騒動”を起こしているという。

 4月26日の『サザエさん』は3本立てで、「G.W.のBプラン」という作品が2本目に放送された。磯野家の長男である磯野カツオが、ゴールデンウィークに向けて家族旅行の計画を立て、泊まりがけの「Aプラン」と、泊まりが無理だった場合の「Bプラン」を考える、という内容だ。

「3話目は『お父さんのいない動物園』という回で、家族で動物園を訪れたものの、磯野家の父である磯野波平だけが急な仕事で行けなくなる話でした。この2話について、新型コロナウイルスの感染防止のため、外出自粛が要請されている時世にそぐわないという批判が噴出したんです。ネット上では『のんきに旅行の計画立てる話とか、放送事故レベルの内容でしょ』『アニメの世界とはいえ、今やっていい話じゃない』という意見が飛び交いました。その一方、『アニメにまで自粛を求めるのは過剰すぎる』『磯野家が外出自粛してる内容のほうが見たくないわ』という声も上がり、賛否両論となっています」(芸能ライター)

 こうした騒動に反応したのが、俳優の佐藤二朗。放送と同日、佐藤は自身のTwitterに息子が『サザエさん』を見て「お母さん、サザエさんたち、『ゴールデンウィークどこ行く?』って話してるよ。大丈夫かなあ」と、心配していたエピソードを投稿。佐藤の妻は「サザエさんの世界にはコロナないからねえ」と答えたという。また、「改めて、せめて創作の世界の中では殺伐を忘れて頂きたいとの思い」と『サザエさん』にフォローも入れていた。

「佐藤の投稿に対しては、ネット上で『創作の世界ではリアルを感じたくないもんね』『「サザエさん」まで殺伐とされたら、ますます心がつらくなりそう』『佐藤さんの意見に同感。現実がしんどくても、創作の世界は明るくあってほしい』など、共感の声が上がっています。現在、アニメもドラマと同じく、新たな収録を行うことが困難になり、再放送が続いている作品は多いです。そんな中で、『サザエさん』は通常通りの放送を行ったわけですが、今回批判を浴びてしまったことで、次週から放送内容が変わるかもしれませんね」(同)

 『サザエさん』がこれだけの批判を浴びるほど、世間では外出自粛への鬱憤が溜まっているということなのかもしれない。

このニュースに関するつぶやき

  • サザエさんもかわいそうに。自粛でイライラしてる人の八つ当たりの対象になってるのでしょうね。
    • イイネ!61
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