メーガン妃が英タブロイド紙を相手取った裁判の第一審がこのほど行われた。メーガン妃は英紙『Mail On Sunday』が2018年に実父へ送った手紙を無断で掲載したとして、同紙を所有するアソシエイト・ニュースペーパー社を提訴していた。
英時間5月1日、ロンドンの王立裁判所で裁判の第一審が行われ、英紙『Mail On Sunday』側が有利に立った。メーガン妃は2019年2月に掲載した『Mail On Sunday』紙の2記事と『Mail Online』の3記事において、2018年8月に疎遠になっていた実父トーマス・マークルさん(75)宛てに送ったプライベートな内容の手紙を無断使用したとして、同紙の親会社アソシエイト・ニュースペーパーを提訴した。個人情報の不正使用、著作権侵害、データ保護法違反の疑いで、損害賠償を求めていたのだ。
4月24日の予備審問は、裁判官がロンドン高等法院(High Court in London)に出廷し、弁護士やリポーターなどはそれぞれリモートで参加した。