前園真聖、SNSの“リレー投稿”を拒否「熱い心は自分の中だけで」

外出自粛が続く中、ツイッターやインスタグラムなどSNSで様々な“リレー投稿”が流行っている。だがこのような企画を一切断っている著名人も出てきており、元サッカー選手でタレントの前園真聖もその一人だ。“率先してやりそうだ”と番組共演者たちは驚いていたが、前園本人は全くその気がないようだ。

約1か月ぶりの通常放送となった5月10日の『ワイドナショー』（フジテレビ系）では、MCとコメンテーターが横並びに間隔を空けて席を仕切るアクリル板の衝立が設けられた。スタジオ後方でバーテンダーの扮装をして並んでいたレギュラー専門家は、意見を求めるたびに一人一人を呼び込んで登場させるスタイルに変更した。スタジオには2018年10月に演劇を学ぶため英ロンドンへ留学し、今年3月に帰国したウエンツ瑛士が久々に登場。松本人志（ダウンタウン）や東野幸治、ウエンツの留学中に二度も会いに行ったという古市憲寿氏、そして初対面となるファーストサマーウイカと和気あいあいとしたトークが展開された。

古市氏は『情報プレゼンターとくダネ！』（フジテレビ系）のスペシャルキャスターとして週2回出演しているが、他の出演者は番組の収録やロケが中止になっているためこの1か月はほぼ仕事をしていないという。ファーストサマーウイカは朝方までゲームをして過ごし昼間は寝ているという昼夜逆転生活で、はまっている『龍が如く7 光と闇の行方』の舞台である横浜の街並みを見ながら外出できないストレスを発散しているそうだ。

自宅に籠りっきりの彼女のもとには、オンライン飲み会（リモート飲み会）の誘いやSNSでお題をもとにリレー形式で投稿をつないでいく「＃○○バトン」、時間をかけて体験する「＃○○チャレンジ」などの企画が数多く持ちかけられるが、どれも気乗りがしないという。特にリレー投稿の類は「誰かに（バトンを）回さなければならないのが辛い」、「この“負荷”を渡さなければならないと思うと、私ができないタイプ」だと表情を曇らせた。

前園真聖も後輩から正しい手洗い方法を啓蒙する「＃手洗いチャレンジ」への参加を打診されたが、「断りました」とにべもない。「熱い心でやりそうなのに」「前園さんって、そんな人でしたっけ？」と松本や東野は意外そうだったが、「熱い心は持ってますけど、別に自分だけで持っていればいい」、「毎日普通に手を洗っているので、ちゃんと自分でやっているので大丈夫です」と持論を展開。いかなる“リレー投稿”にも参加しないという、強い意志が感じられた。タレントのみちょぱも「バトン系企画は苦手すぎて、無視しちゃってます」とSNSで表明しており、公の場で態度を明確にする著名人が増えてきているようだ。
（TechinsightJapan編集部　みやび）

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