嵐・二宮和也、「バリ挙式中止」報道で明らかになった結婚式への固執と情熱

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2020年05月13日 00:22  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

「週刊女性」5月26日号(主婦と生活社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

「#検察庁法改正案に抗議します」が大きなムーブメントに。多くの著名人も賛同の声をあげるがそれも当然だ。安倍晋三首相はこんな時に自分を守るために「検察庁法改正案」を審議入りさせるんだから。身勝手ぶりと、無能ぶり。多くの人がそれを再認識している。

第506回(4/30〜5/12発売号より)
1位「二宮和也 またしても白紙になった妻との“バリ島”挙式計画」(「週刊女性」5月26日号)
2位「岡村隆史 恩師に漏らした『風俗発言の言い訳』『仕事漬けで馬鹿に…』」(「女性自身」5月26日号)
3位「岡江久美子さん 大和田獏が受け継ぐ『はなまる育樹』」(「女性自身」5月26日号)

 嵐・二宮和也の周辺がまたしても騒がしい。4月30日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、元旦に進めていた極秘結婚式と、事前のウエディングフォト撮影、さらに妻・伊藤綾子が心酔する霊能師の存在を暴露したからだ。しかも驚きだったのが、結婚式に西島秀俊や吉永小百合は招待していたが、嵐メンバーや事務所には伝えていなかったこと。そして嵐のドキュメンタリーシリーズ『ARASHI”s Diary -Voyage-』(Netflix)のスタッフとおぼしき人物がウエディングフォト撮影現場に同行していたということだ。

 嵐のドキュメンタリーに二宮が妻を登場させる気なのかなどとネットも騒然としたが、アイドルとしては確かに型破り。そんなことを事務所が許すはずはなく、結婚式は中止となった。

 そんな“文春砲”だったが、我らが女性週刊誌「女性セブン」も、すでに3月26日・4月2日合併号で「二宮和也『結婚式前日ドタキャン』の大亀裂!」と題して、結婚式のドタキャンを報じていた。二宮の極秘結婚式は前日になってドタキャンセルされ、その理由が妻・伊藤と二宮の家族の不協和音だというもの。「文春」では事務所の反対となっているが、ごく身近な周辺から反対されたことには間違いない。そうまでしても、結婚式に固執した二宮と伊藤。逆風だからこそ絆が強まり、団結し、周囲の声を聞かなくなるのかもしれない。

 そんな二宮だが、今週の「週刊女性」にも結婚式に関する別の仰天計画があったことが報じられた。それが今年9月に予定していたというインドネシア・バリ島での挙式だという。今年夏、予定されていた東京五輪が終わってゆっくり、なんて考えていたのだろうか。しかし当然だが、今度はコロナでその計画も頓挫してしまったらしい。

 すごいな、二宮の結婚式への固執と情熱。周囲の反対を押し切ってのなりふり構わずさ。でも、どう考えてもインドア派・二宮本人の願望というより、おねだり上手な妻の意向なのだろう。結婚式は嵐休止後にゆっくりやれば、ここまで反対されないのにね。だが、ここまで二宮が固執する理由は「週女」によると、伊藤が“40歳までにウエディングドレスを着たい“という思いがあるからではないかとのこと。それを叶えてあげようと家族や事務所、そして嵐という存在をまるで無視するように突き進む二宮。すでに洗脳なんて言葉もちらほら上がっているが、「文春」で報じられた女性霊能師の存在といい、ジャニーズを舞台にした本格的洗脳騒動が巻き起こるかも!?(もちろんワイドショーでは決して取り上げられないとは思うが)

 コロナ絡みで大きな波紋を呼んだ岡村隆史の「コロナが明けたらかわいい人が風俗嬢やります」発言。女性蔑視甚だしいこの発言に批判が集まったのは当然だが、この問題に関し「女性自身」が岡村の恩師に取材、2人のメールの内容を紹介している。でもって、その岡村メールの言い訳がまたひどい。

「20代から30代にかけて仕事漬けだったので、人間性が馬鹿になってしまったんでしょうか」

 いや、今回の岡村発言は馬鹿とかいう言葉で済まされる問題ではない。だって岡村はコロナによって生活苦に陥っている人々がいることを十分に認識し、その上で、風俗嬢にならざるを得ない女性が存在することも認識し、それを喜んでいるからだ。

 しかも岡村は昨年9月、司会を務めた『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!/TBS系)でも差別発言やセクハラ発言を連発し、批判されている。にもかかわらず、今回の差別発言は確信犯であり、それに対する批判、そして世間に対したかをくくっていたとしか思えないものだ。自分を“馬鹿”と卑下して逃げるのはあまりに卑怯というもの。

 そしてもうひとつ。記事には興味深いことが書いてあった。それが今回の問題でのテレビ局の対応だ。これまで岡村の降板が発表された番組はないが、ある対策をしているという。

「岡村さんと女性キャストとの絡みを極限まで少なくする」「スタッフにも『編集の際は、彼の発言に気をつけるように』との“お達し”が出ていました」

 ということは、テレビ局は岡村の今回の差別発言は、突発的に口が滑ったというレベルではなく、その差別意識はずっと続いているものだと認識しているということだろう。しかも今回の問題を取り上げた情報番組では、男性芸能人はもとより、女性芸能人も岡村を“ナーバスな人”などと擁護していた。

 テレビ、芸能界全体の意識変革が求められる。

 コロナ感染で逝去した岡江久美子の夫・大和田獏の近況を「女性自身」が伝えている。いまだ妻の遺品整理もできず、仕事も積極的にやろうとは思えず、自宅にこもり、物思いにふけり、自責の念で自問自答。その心情は計り知れないものがあるが、そんな大和田が、5月7日、自宅から愛犬の散歩に出かけた姿を「自身」が撮影し、その様子の写真も掲載している。そこにはこんな一文が。

「道で行き会えば、笑顔で挨拶してくれる気さくな人物と評判だった獏。だが、この日は遠くから会釈するのみだ」

 記者も直撃するために近づきはしなかったのだろう。お互いのため。そういうご時世になってしまった。

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