オードリー、警備員なしで「ロケできなかった」過去 旬を過ぎたら「ホームランは期待されない」

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2020年05月13日 18:32  Techinsight Japan

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番組に引っ張りだこのオードリー(若林正恭・春日俊彰)
多数のレギュラー番組を抱えて活躍中のお笑いコンビ・オードリー(若林正恭・春日俊彰)。ブレイクしてから順調だったイメージがあるが、それでも人気には浮き沈みがあったという。かつてはロケを行うとオードリー目当てに人が集まりすぎて「ロケができない」と言われ、警備員がついた時期もあったそうだ。その旬が去った後の“戦い方”について若林が番組で明かした。

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2人合わせて16本ものレギュラー番組を持つ超売れっ子のオードリー。そのなかの冠番組の1つがテレビ東京『あちこちオードリー〜春日の店あいてますよ?〜』だ。12日深夜に放送された回では、オードリーの「若手時代の戦い方」について話が及んだ。

2008年12月に開催された若手漫才師の頂点を決める『M-1グランプリ』で敗者復活枠で決勝戦に出場し、準優勝して一躍脚光を浴びたオードリー。優勝したのがNON STYLEで3位がナイツといういずれも現在もネタ番組に登場する漫才に定評のある面々だ。当時他にはピースやはんにゃが人気で、若林正恭は「はんにゃとオードリーでdボタンでどっちが票数が多いか」を番組で競ったこともあったと振り返る。

若林は「流れが旬のときってあるから、旬のときってどんだけ大振りしてもいけちゃう」とブームの頃の様子を野球にたとえて説明。しかし旬が過ぎれば「すっごい地味な戦い方」になるといい「バット短く持って1個1個確実に。ホームランは打てないから。ホームランを現場が期待していないから」と番組における役割が変わってきたそうだ。オードリーでは旬の後の4年間がその時期だったというが、話を聞いていたゲストの小島瑠璃子は「気づかなかったですよ」と目を丸くしていた。 

その旬の頃について若林は、「俺たちは『ロケできない』って言われていた時期があんのよ。人が集まりすぎて」「『警備員いないとロケできない』って言って警備員2人ぐらいついていたのよ。もう10年ぐらい前の話だけど」とロケには警備員が必要不可欠だったそうだ。春日俊彰も「そうそう、パニックになっちゃって」とうなずいたが、オードリーを一目見ようと大勢が集まりパニック状態で危険だったというから相当な人気ぶりがうかがえる。だが「2011年にね、ロケしてたらオードリーと警備員2人だけになっちゃって」と若林が旬がいきなり過ぎ去った様子を告白すると、春日も「そういう時期は絶対に来るから」と実感を込めた。

若林の言う“旬”が過ぎても、1個1個確実に打つ地味な戦いぶりや番組やスタッフが期待する役割をしっかり把握して実行してきたためか、現在も番組に引っ張りだこのオードリー。若林は番組MCを務めることも多くなり、春日はボディビルダーやフィンスイミング選手としても活躍している。『あちこちオードリー』のプロデューサーでニッポン放送『オールナイトニッポン0(ZERO)』で水曜日パーナリティも担当する佐久間宣行氏は5月5日にツイッターで「この番組は、完全にフリートークの番組なので、ブッキングと当日笑う以外は何にもしてませんが、毎回面白くなるので正直驚いてます。」とコメントしていてオードリーへの信頼も厚いようだ。

ニホンモニターによる『テレビ番組出演本数ランキング』では2010年に年間507本という出演数でトップだったオードリーだが、2019年でも若林が428本で7位、春日が398本で12位にランクインする絶好調ぶり。コンビ揃って2019年に一般女性と結婚、プライベートでも充実した2人の今年の活躍も期待できそうだ。

画像2枚目は『佐久間宣行 2020年5月5日付Twitter「25:35からはあちこちオードリー!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)
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