セリエAは13日、リーグ再開日を6月13日に設定したことを発表した。
セリエAは公式サイトを通じて、「政府の決定に従い、選手とすべての関係者を守るための医療プロトコルを順守しつつ、リーグ再開日は6月13日に設定されました」と発表した。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、セリエAの全クラブは5月13日にテレビ会議を実施し、6月13日もしくは同20日の再開で採決を行ったという。その結果、過半数のクラブが6月13日からのリーグ再開で合意したようだ。
また、同紙によると、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの開催期間を確保するために、リーグは8月2日までの完了を求められている模様。また、6月13日に再開できれば、コッパ・イタリアの準決勝と決勝も開催できる可能性が残るという。
ただ、イタリアメディア『ANSA』は11日に「チーム練習再開後に感染者が出た場合、チーム全体が14日間の隔離をしなければいけない」と報道。そのため、チーム練習再開後の状況次第では、リーグ再開日が延期する可能性もあるようだ。
セリエAは新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月9日から中断を余儀なくされていたが、段階的なロックダウン緩和がスタートした5月4日から個人練習を再開。11日には政府が18日からのチーム練習再開を正式に許可していた。