キッチンに「ガラス張りのトイレ」丸見え? 開放的すぎる部屋が入居者募集中(豪)<動画あり>

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2020年05月14日 05:51  Techinsight Japan

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来客時には使えなさそう? 開放感あふれるトイレ(画像は『Joan Westenberg 2020年5月4日付Twitter「Sydney real-estate is a literal toilet in your literal kitchen going for $380 a week in Surry Hills.」』のスクリーンショット)
部屋選びの際に、間取りを重要視する人は多いだろう。オーストラリアのシドニーにて、キッチンに全面ガラス張りのトイレが備え付けられた衝撃的な間取りの部屋が紹介され話題となっている。

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問題の物件があるのは、豪シドニー郊外サリーヒルズ(Surry Hills)という地域。オーストラリアの物件掲載サイト「ドメイン・インシュア(Domain Insure)」に掲載された紹介文には、「都心のお洒落な物件を探しているなら、もう探さなくて大丈夫。シンプルでスタイリッシュなワンルームを望んでいる都会人にぴったりです」とある。リノベーションされており、お洒落な物件ということを売りにしているようだ。サイトには部屋の動画が掲載されており、実際に部屋の様子を見ることができる。

動画の始まりは玄関の映像。最初に目に入るのは、テーブルの代わりにもなりそうな小さな黒い机だ。その後すぐに、問題のトイレと思われるガラス張りの空間がちらりと見える。その近くには小さなソファー、そしてダブルベッド。続くキッチンは、赤と黒で統一されたモダンでお洒落なデザインとなっている。狭い造りのワンルームのため、コンパクトにぎゅっと詰まった間取りだ。

そして最後に問題のトイレが映し出される。キッチン側のガラスは部分的に曇りガラスになっているが、極限まで開放感を出したかったのか、頭と足の先は見える仕様になっている。海外らしくトイレとシャワールームが一緒になっており、トイレに座るとシャワースペースと向き合う形になる。

驚くのはそれだけではない。気がついた方も多いと思われるが、ベッド側にあるガラスは曇り加工がされていない。つまりトイレを利用する時は、シャワールーム越しにソファやベッドまで丸見えなのだ。良く言えば省スペースを意識した間取りと言えるだろうが、なぜトイレをここまで開放感のある造りにしてしまったのか、設計者の意図がとても気になる。

かなりユニークなこの物件、この部屋に住みたい人がいるのかどうかも怪しいところだ。管理人であるエマ・マッチューゾさん(Emma Mattiuzzo)は「今までに2組の入居希望者がいましたが、状況が変わってしまったのか契約までには至りませんでした」と話す。

この物件は5月4日にジョアン・ウェステンバーグさん(Joan Westenberg)によって画像付きでシェアされたが、ユーザーからは「人が来ていたらトイレは使えないわね」「誰がこのデザインにGOサインを出したのかしら」「キッチンにトイレって許されるの?」と摩訶不思議なデザインに疑問を呈する人が多く見られた。

なお同物件は現在もサイト上に掲載されており、1週間で約24,200円(350豪ドル)にて貸し出されている。2週間分の賃貸料割引キャンペーンを行っているが入居者は未だ決まっていないようだ。この独特なデザインの部屋を気に入った人が早く見つかることを祈りたい。



画像は『Joan Westenberg 2020年5月4日付Twitter「Sydney real-estate is a literal toilet in your literal kitchen going for $380 a week in Surry Hills.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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  • ガラス張りである必要性はないと思うんだが。
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