マクラーレンF1、サインツ離脱とリカルドとの複数年契約を発表

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2020年05月14日 18:31  AUTOSPORT web

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ダニエル・リカルド(ルノー)
マクラーレンF1チームは、2020年末でカルロス・サインツJr.が離脱し、後任としてルノーのダニエル・リカルドを獲得したことを発表した。リカルドとは複数年契約を結んだということだ。

 5月14日、マクラーレンは、2021年はリカルドとランド・ノリスのペアで戦うことが決定、カルロス・サインツJr.は今季末でチームを離れると発表した。サインツはセバスチャン・ベッテルの後任としてフェラーリに移籍するものとみられる。

 5月12日、フェラーリとベッテルは、2020年末までの現契約を延長しないことを発表した。

 30歳、オーストラリア出身のリカルドは、レッドブル傘下のドライバーとしてトロロッソのテストドライバーを務めた後、2011年半ばにHRTからF1デビュー。2012年から2年にわたりトロロッソで走った後、2014年にレッドブルに昇格した。この年には4度の世界チャンピオンであるベッテルより優れた成績を収め、2018年までにレッドブルで7勝を挙げた。

 2018年末の契約終了をもって、ルノーに移籍したリカルドだが、パッケージの向上が予想ほど進まずに苦戦、2019年の最高位は4位にとどまっている。

 リカルドは、ルノーとの2年契約を終えた後、他チームと契約するのではないかと推測され、フェラーリ行きのうわさもあったが、結局マクラーレンに移籍することとなった。

 リカルドが2019年以降のチームを検討している際に、マクラーレンからもオファーがあったものの、当時のマクラーレンはパフォーマンス不足であり、リカルドはルノーを選択した。

 しかしマクラーレンは2019年に大きく向上、2021年にはパワーユニットをルノーからメルセデスにスイッチすることも決まっており、さらなる進歩が期待される。

このニュースに関するつぶやき

  • こうなるしかなかったのかもしれないですが、リカルド選手ほどの才能と人気を持ってしても、トップチームのシートは得られないんですね。マクラーレンがメルセデスPUで化けるかどうか。
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