メルカリが体温計の出品を禁止、39県の緊急事態宣言解除で企業需要拡大を想定

メルカリが、5月20日から体温計を出品禁止物の対象に加えると発表した。


　同社は、新型コロナウイルスの感染防止に伴う緊急事態宣言が39県で解除されたことで、出社時に体温測定を求める企業が増加するなど、体温計の需要が高まると予測。以前から、「赤外線体温計」「耳式体温計」「非接触体温計」は出品を禁止していたが、20日からは市販品を含む体温計全般を対象とする。
　メルカリは今般の社会情勢によって、すでに手指消毒液や除菌シート・スプレー類、高濃度エタノール製品、精製水、防護服を含むアイソレーションガウン、フェイスシールドといったアイテムの出品を禁止。高額転売が一時期問題になったマスクに関しては、厚生労働省が順次配布している布マスクや現在個人が自作したものを含めて出品禁止物に指定している。事務局が違反行為と判断した場合、商品の削除やアカウントの利用制限などの措置を取っている。
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