ブンデスリーガ史上初、シャルケが5選手交代…再開初戦から一時的ルール活用

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2020年05月17日 05:41  サッカーキング

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通常ベンチの脇に特設されたベンチで試合を見守る控え選手たち [写真]=Pool via Getty Images
シャルケが16日に行われたブンデスリーガ第26節のドルトムント戦で、リーグ史上初となる5選手交代を行った。

 約2カ月ぶりに再開を果たしたブンデスリーガで、シャルケはアウェイで宿敵ドルトムントとの“ルール・ダービー”に臨んだ。再開初戦となった同試合で5選手の交代を行い、一時的に3人から5人になった交代枠をフル活用した。データサイト『Opta』によると、シャルケがブンデスリーガ史上で初めて1試合で5選手交代を行ったチームとなった。

 シャルケは前半に2失点を喫して折り返すと、ハーフタイム中にDFジャン・クレール・トディボとFWベニト・ラマンを下げて、FWグイド・ブルグスタラーとFWラビ・マトンドを投入。それでも後半に2失点を喫して4点差となると、73分にMFスアト・セルダルに代えてMFアレッサンドロ・シェプフを、76分にMFダニエル・カリジューリに代えてDFフアン・ミランダを送り出す。そして87分には、試合中3回目の交代として、DFジョンジョ・ケニーを下げてDFティモ・ベッカーを投入し、5人すべての交代枠を使い切った。しかし、シャルケの交代策は実らず、そのまま0−4で完敗を喫して、再開初戦を落とした。

 サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)は8日、過密日程による選手たちへの負担増加を考慮して、1試合の交代枠を最大5人に増やす一時的な規定改正を承認。ブンデスリーガでもこのルール変更が導入された。なお、1チームごとの交代枠は2人増えて最大5人となるが、試合中断の増加を避けるために、交代は各チーム試合中3回までとハーフタイム中にのみ行える。

 また、再開初戦では、交代枠以外にも今までと違う光景が見られた。試合は無観客で行われ、マスクを着用した控え選手は本来なら観客席であるエリアに設置されたベンチに距離を取って座った。さらに、ゴール後のセレブレーションもハイタッチではなく“肘タッチ”や、ソーシャル・ディスタンスを意識して距離をとったパフォーマンスなどが行われていた。

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