フォーミュラE:eスポーツ第4戦はスタート直後のクラッシュから復帰したウェーレインが優勝

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2020年05月18日 12:41  AUTOSPORT web

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ABBフォーミュラEレース・アット・ホーム・チャレンジ第4戦のスタートシーン
ABBフォーミュラE選手権のeスポーツシリーズ『ABB FormulaE Race at Home Challenge(ABBフォーミュラEレース・アット・ホーム・チャレンジ)』の第4戦が5月16日に開催され、マヒンドラ・レーシングのパスカル・ウェーレインが優勝を飾った。

 フォーミュラEとユニセフのパートナーシップの一環として行われるeスポーツシリーズのフォーミュラEレース・アット・ホーム・チャレンジ。第4戦の舞台は香港市街地コース。

 ウエットコンディションの予選でポールポジションを獲得したのは、エドアルド・モルタラ(ベンチュリ・レーシング)となり、2番手には前戦モナコでバーチャルながらフォーミュラE初優勝を飾ったウェーレインが続き、3番手には予選で速さを見せるストフェル・バンドーン(メルセデス・ベンツEQ・フォーミュラEチーム)というトップ3となった。

 15周の決勝レースはドライコンディションにされ、決勝レースのスタートを決めたのはポールポジションスタートのモルタラで、1コーナに向けて首位をキープする。

 上位勢はグリッド順のまま1コーナーに進入していくが、3番手のバンドーンが2番手のウェーレインに追突してしまう。追突されたウェーレインはスピンを喫してしまうが、他車に当たりながらもコースに復帰する。

 一方、このアクシデントによって後方勢は大混乱に陥ってしまい、多くのマシンが接触、スピンしてしまう混沌の1コーナーとなってしまった。

 首位のモルタラにも若干の接触はあったが、トップをキープしてレースを進める。2番手には、大混乱の1コーナーをイン側から通過したジェームス・カラド(パナソニック・ジャガー・レーシング)が浮上するが、すぐさまウェーレインとバンドーンがオーバーテイクを見せ、ともに2番手、3番手に上がりトップのモルタラを追いかける。

 レース5周目、トップを行くモルタラが壁に激突してしまい、アドバンテージを失っただけではなく、マシンにも大きなダメージも負ってしまい5番手まで後退。

 これで2番手を走行していたウェーレインが首位に立ち、その後も後ろを走行するバンドーンやカラドを抑えてトップフィニッシュ、フォーミュラEレース・アット・ホーム・チャレンジ2連勝を飾った。

 2位フィニッシュはバンドーン、3位にはカラドが続き、表彰台を獲得。4位にはニック・デ・フリース(メルセデス・ベンツEQ・フォーミュラEチーム)、5位にはポールポジションからスタートするもクラッシュに泣いたモルタラというトップ5となった。

 また、開幕2連勝を飾りポイントランキングトップのギュンターは、4番手スタートながら、ジャンプスタートのタイムペナルティを受けてしまい後退、その後も挽回することができず、第4戦は19位という結果でレースを終えている。https://t.co/9KqVKEr3qA

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