吉岡里帆、ドラマ低視聴率&映画大コケなのに……「CM7本」抱える“皮肉”な存在?

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2020年05月20日 13:12  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

 吉岡里帆が、何やら目隠しをさせられたまま部屋に案内され、そこに漂う香りを嗅ぎながら「好きかも」などと感想を語るCMを見たことはないだろうか。これは、3月からオンエアされているP&Gの柔軟剤「レノアハピネス」の新CM。

 本物の花が用意された部屋と、レノアハピネスで洗濯された衣類が並ぶ部屋を行き来し、その香りの違いを嗅ぎ分ける、いわゆるブラインドテストに吉岡が臨んでいるのだ。

「もともと同商品CMの“前任者”は、元女優の沢尻エリカ。昨年11月、麻薬取締法違反容疑で逮捕されたことで降板させられました。P&Gとしては商品自体をリニューアルすることによって、沢尻が2年続けていたブランドイメージを一新しようという狙いもあったのでしょう」(芸能ライター)

 そこで抜てきされた吉岡だが、彼女の出るCMはこれだけではない。緑茶飲料「綾鷹」のCMには2017年から出演。発売元の日本コカ・コーラはプレスリリースに、彼女について「セレブリティある女優」と紹介し、「『綾鷹』ブランドアンバサダー」という肩書も与えている。

 彼女が現在起用されているCMはまだまだある。グリコアイス「パピコ」、ジャンボ宝くじ、資生堂「エリクシール」、星野源と共演している日清食品「日清どん兵衛」、出川哲朗らと踊る姿が印象的な「ワイモバイル」……これらを合わせると、合計なんと7本。一体どうしてここまで吉岡里帆はCMに使われるのだろうか?

 2015年度下半期のNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、丸メガネの「のぶちゃん」こと田村宜役で注目を集め、ドラマ『カルテット』(TBS系) でえたいの知れない魔性の女っぷりを発揮した吉岡。そのまま一気にブレークかと思いきや、18年1月クールに放送された連ドラ初主演作『きみが心に棲みついた』(同)は平均7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)と不振を極めた。さらに同年7月からの主演作『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)も平均5.8%と爆死。

 さらに同年10月、主演・阿部サダヲの相手役として出た映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は、興行収入1億4300万円(興行通信社調べ、以下同)と大惨敗。昨年9月には、主演映画『見えない目撃者』で、視力を失った元警察官役を熱演するも、全国映画動員ランキングで初登場9位に終わった。

「『音量を上げろ』の監督・三木聡の引き合いで、同じく三木が監督・脚本を務めるドラマ『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)にも登場したのですが、これも沈没。同作は、06年と07年の2度シリーズ化され、第2シリーズの『帰ってきた時効警察』の最終回は、夜11時台のオンエアにもかかわらず驚異の13.5%をマーク。12年ぶりとなる第3シリーズ『時効警察はじめました』にも期待がかかりましたが、平均は6.0%と残念な結果に終わっています」(芸能ライター)

 吉岡は、主演しても脇役に回っても、ヒット作に恵まれないという星のもとに生まれてしまったようだ。

 吉岡といえば、先のドラマが不振を極め、低視聴率女優と揶揄されていた18年、一部週刊誌が、彼女の父親は「NHK大河ドラマのプロデューサー」という情報を掲載し、話題を呼んだ。ところがその後、所属事務所、NHKともにこれを否定。誤報だと認定された。

「確かに『吉岡』という姓のプロデューサーはNHKに存在し、16年の『真田丸』、また昨年の『いだてん〜東京オリムピック噺〜』も担当しています。週刊誌の内容は、そうした権力ある父親のもと、吉岡はコネで仕事を得ている……ということでしたが、実際の父親は地元・京都で映像系の制作会社を立ち上げていることが知られています」(業界関係者)

 だが、このように彼女の出自についてデタラメな臆測が飛び出すことこそ、テレビ露出と比べて人気、実力が伴っていないことの何よりの証左だろう。今年3月、オリコンが発表した「第13回 恋人にしたい女性有名人ランキング」で、吉岡は1位の新垣結衣、2位の綾瀬はるかに続いて3位にランクイン。昨年の7位から4ランクアップを果たした。吉岡を支持する層は一定数いるということなのだろうが、その後ろ盾が、出演作の数字に跳ね返ってこないのは、なんとも皮肉なことだ。
(後藤泰三郎)

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  • ☆ だぁ〜かぁ〜らぁ〜…日清食品様の御協力の下に「どんぎつね」ドラマ化しろ!って、事務所。 あれは、彼女以外に主役は務まらんドラマだしな。
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