ブラジルの感染者、33万人に ロシア抜き世界2番目

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2020年05月23日 10:21  朝日新聞デジタル

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写真ブラジル北部のマナウスにある墓地で2020年4月28日、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人たちの共同葬儀でひつぎを埋葬する作業員ら=ロイター
ブラジル北部のマナウスにある墓地で2020年4月28日、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人たちの共同葬儀でひつぎを埋葬する作業員ら=ロイター

 南米ブラジルの保健省は22日、新型コロナウイルスの感染者数が33万890人になったと発表した。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、ブラジルの感染者数は、32万人のロシアを抜き、米国に次いで世界で2番目となった。世界保健機関(WHO)の担当者は同日、「南米が新たな震源地になっている」と懸念を示した。


 保健省の発表では、ブラジルでの直近24時間の死者数は1001人で、累計では2万1千人となり、世界で6番目。感染者数、死者数ともに最大都市サンパウロを抱えるサンパウロ州が最多。貧困層の多い北部でも感染が拡大しており、医療崩壊が起きている地域もある。一部の自治体では、都市封鎖も行われている。


 2月末に初感染が確認されたブラジルでは、3月下旬から各地の州政府が商業施設の営業停止などを命じ、市民に外出自粛を求めている。だが、新型コロナを「ちょっとした風邪」と軽視するボルソナーロ大統領は、経済活動の再開を求めており、国全体での統一した対策が取れていない。


 また、外出自粛を支持した保健相2人がボルソナーロ氏と対立し、1カ月のうちに相次いで辞任。将軍が代行を務めており、現地報道では、保健行政の経験のない軍人21人が省内の要職に就いたと報じられている。


 WHOの緊急対応責任者マイク・ライアン氏は22日の記者会見で、ブラジルで感染者数が急増し、一部の州の死亡者の割合が高いことに懸念を示した。あわせて、南米各国で感染者が増えていることから、「南米が新たな震源地になっている」と述べた。


 また、ボルソナーロ大統領が初期症状の患者に投与すべきだとこだわり、トランプ米大統領が「予防のために飲んでいる」と明らかにした抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」について、ライアン氏は「新型コロナに効果があるという、十分な証拠はまだない」と述べた。(サンパウロ=岡田玄)


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このニュースに関するつぶやき

  • 日本は、この国についても出入国禁止や邦人帰国者の管理をしっかりやってもらいたい。
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  • 渡航した事あるけど、貧富の差は激しいし衛生面イマイチな国だったので感染拡大はただでさえ懸念されていたのに、大統領があれではね…
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