ヘンリー王子・メーガン妃、2年弱のロイヤルライフは57億円超の税金に支えられていた

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2020年05月24日 15:31  Techinsight Japan

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「税金で豪遊生活」とバッシングされたヘンリー王子&メーガン妃(画像は『Kensington Palace 2018年5月20日付Instagram「How are you celebrating the #RoyalWedding? Thank you to the amazing crowds in Windsor for the incredible reception for The Duke and Duchess of Sussex today.」』のスクリーンショット)
ヘンリー王子とメーガン妃の2年弱に及んだロイヤルライフには、イギリス国民が納めた57億円超もの税金が費やされていた計算になるという。同国元国会議員が、大衆紙への寄稿文の中でその内訳を明らかにしている。

2018年5月におよそ10万人の観衆が見守るなか、ウィンザーにて華やかなロイヤルウェディングを行ったヘンリー王子・メーガン妃夫妻。当時は“開かれた王室”、“モダン・ロイヤル”ともてはやされたものの、2人は今年3月いっぱいで王室を離脱、現在は1歳の愛息アーチーくんとともに妃の故郷ロサンゼルスで暮らしている。

“サセックス公爵夫妻”として過ごした期間はわずか2年未満と短命に終わったが、2人の豪華絢爛なロイヤルライフは国民が納めた多額の税金によって賄われていたようだ。イギリスの元国会議員で、枢密院(国王の諮問機関)の現顧問官、そして作家のノーマン・ベーカー氏が『Daily Mail Online』でその内訳を明らかにした。

ベーカー氏によれば、2018年5月19日のロイヤルウェディングからヘンリー王子・メーガン妃が正式に王室を離脱した今年3月31日までの期間において、夫妻のありとあらゆる“ニーズ”に応えるために納税者が費やした税金は57億円超(4400万ポンド超)にのぼるという。ベーカー氏はそのおおよその内訳を次のように明かしている。

■ロイヤルウェディング 約41億円(3150万ポンド)
総額約44億円のうち2億6000万円は王室が支払ったとされるが、残りの約41億円は税金によって賄われたという。英国民の最も大きな負担となったのは37億円以上かかった警備費用で、そのほかパレードに使用された楽器や映像・音響機器、またウィンザーの街の整備などにも多額の税金が使用された。ちなみに2011年のウィリアム王子・キャサリン妃の挙式総額は、約26億円だったと言われている。

■住宅費 約3億円(240万ポンド)
夫妻が約3億円もの血税を注ぎ込み、元々はウィンザーの王室スタッフのアパートとして使われていたフロッグモア・コテージを豪華な住居へと改築したのは有名な話だ。北米に移住後も引き続き英国での住まいとして所有を継続するため、先月より改築費用の返済がスタートしている。毎月約233万円を支払っていくというプランらしいが、これには利子や邸宅の維持費は含まれておらず、この返済ペースでいけば完納までに11年以上を要すると『The Mail On Sunday』は指摘している。

■人件費 約7800万円(59万2000ポンド)
夫妻がバッキンガム宮殿に新設したオフィスは、開設から1年も経たないうちに閉鎖されてしまった。当初は2016年の米大統領選キャンペーンでヒラリー・クリントンのシニアアドバイザーを務めたサラ・レイサム氏をPRマネージャーに採用するなどその人選も注目を集めたが、夫妻の王室離脱にともない今年1月、15名ほどいた職員に解雇通告が行われた。これまでPRマネージャー、個人秘書、顧問弁護士、オフィススタッフなどに支払われた報酬の総額は7800万円ほどだという。

■渡航費用 約1億3000万円(100万ポンド)
“ジェットセッター”として、これまで世界各地を飛び回ってきた夫妻。昨年はメーガン妃の38歳の誕生日にプライベートジェットでスペイン・イビサ島へ。その2日後、今度はエルトン・ジョンが所有する南仏の別荘へと飛び立った。フランスへはエルトンがプライベートジェットを手配したとされるが、のちにヘンリー王子自ら「普段は99%民間機を利用している」「ある特定の状況下では、家族の安全を最優先しなければならない時もある」と自身を正当化するようなコメントを発したことでバッシングを浴びた。今年に入ってからは、イギリス―カナダ間を何往復もしている夫妻、ベーカー氏はこの2年弱の夫妻の渡航費用は約1億3000万円と見積もっている。

■警備費用 約9億円(700万ポンド)
これまで世界を飛び回ってきた夫妻には、当然ながらその都度警備費用が発生する。民間機の場合は護衛スタッフもビジネスクラスを利用するのが常であるため、毎回海外に出掛けるたびに相当の警備費用が発生していたようだ。夫妻には前述のエルトン・ジョンをはじめ、セリーナ・ウィリアムズ、ジョージ&アマル・クルーニーなど、プライベートジェットの手配を買って出る超富裕層のセレブな友人がいるが、夫妻の警備はイギリス国民の納める税金から賄われてきた。またヘンリー王子、メーガン妃、アーチーくんがそれぞれ別々の国に滞在するような状況では、必然的にセキュリティーコストも高くついてしまう。さらに、空き家となっているフロッグモア・コテージでは、現在も警備員が邸宅周辺を巡回しているという。ベーカー氏は、これまで夫妻にかかった警備費用の総計は約9億円と記している。

このほかにも、チャールズ皇太子がヘンリー王子・メーガン妃夫妻へ援助してきた“小遣い”の総額約5億6000万円は2年弱でおよそ2億5000万円の節税対策になっていることや、メーガン妃の7800万円近い宝飾類のコレクションなどを挙げている。

ベーカー氏は、このたびの『Daily Mail Online』への寄稿文の中で「ヘンリー王子とメーガン妃は英国に背を向け、由緒ある英王室よりも陳腐なハリウッドを選んだ」「他人の金で豪遊生活を満喫している」と痛烈に批判した。

画像は『Kensington Palace 2018年5月20日付Instagram「How are you celebrating the #RoyalWedding? Thank you to the amazing crowds in Windsor for the incredible reception for The Duke and Duchess of Sussex today.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

このニュースに関するつぶやき

  • 可愛いもんだねえ。どこぞの何千億単位で個人的都合のために税金使ってる政治家に比べると。
    • イイネ!7
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