はじめしゃちょー、ヒカキンが立ち上げた“コロナ医療支援募金”に1千万円寄付 「偽善者と呼ばれても構いません」

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2020年05月25日 11:01  リアルサウンド

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動画サムネイルより

 人気YouTuberのはじめしゃちょーが5月23日に投稿した動画で、先日ヒカキンがYahoo!基金と協力して立ち上げた「コロナ医療支援募金」に1千万円寄付したことを報告した。


(参考:ヒカキン、自ら1億円を寄付しコロナ医療支援募金立ち上げ「YouTuberの本気を出し切りたい」


 動画の冒頭で、はじめしゃちょーは「あんまり堅苦しい感じにしたくなくて、かと言って面白くしたいわけではないんですけど」と断った上で、「ヒカキンさんとYahoo!さんの取り組み『命を守る人を支えたい コロナ医療支援募金』に1千万円寄付させていただきました」と報告した。はじめしゃちょーは寄付する金額に関してかなり悩んだ末、1千万円にしたという。ヒカキンが1億円寄付したことを受け、当初は同額を寄付することも頭によぎったというが、入金のスピーディーさなど様々なことを考慮すると1千万円がベターな選択と周囲のスタッフと相談して決めたという。


 また今回、募金をする上で様々なことも考えたという。これまでも多数の支援の声掛けがはじめしゃちょーの元に届いていたとのことだが、“具体的にどう使われるのか不明瞭な募金活動があった”と複雑な気持ちを明かした。その上で、「コロナ医療支援募金」は「(1)東京都などの自治体を通じて、医療現場にマスクや消毒液、防護服などの医療用品を配布、(2)医療従事者のニーズに応じた活動を行うNPOへの支援、(3)感染防止活動を行うNPOへの支援」と寄付金の使い道をわかりやすく表明しており、なにより信頼しているヒカキンが立ち上げたプロジェクトだったことで、今回の寄付に踏み切ることを決意したという。


 それから「トータルでもうちょっと募金しようとしていた金額分を、周りの人間と話し合って今後の動きに合わせながら支援していこうと思います」と語るはじめしゃちょー。というのも「長い自粛期間による経済への影響が簡単に回復できるとは思えない」と予測しているからだ。特に学費を払えない状況になってしまい、大学を中退している若者や、学校に通うことができず貴重な青春時代の時間を奪われてしまっている学生たちのことが心配のようで、「個人的な思いとしては、この先の未来を担っていく学生とかに何か手助けできたらなという気持ちが強いです」と心の内を明かしていた。


 その上で「お金が困っている大学生を助けるところはどこなの? どこで何をすればいいんですか? わかりません……。ただヒカキンさんの募金活動は非常にわかりやすかった。なので寄付させていただきました」と頭をかきむしりながら心の叫びをそのまま伝えていた。


 動画の最後に「偽善者と呼ばれても構いません。寄付した金額や、この先どう活動していくのか、意思があるのかなどを、まとめて話させていただきました。本当の闘いはここからだと思うので、可能な限りみんなで力をあかせながら、全員の元あった日常を取り戻せればなと思います」と強い決意を語ったはじめしゃちょー。


 この動画に視聴者からは「人のためにすごい額を出せるはじめさんを本当に尊敬します。私もこの動画を見て募金することを決めました。これっぽちのお金かもしれませんが、私のお金で救える人がいるならとても嬉しいです」「インフルエンサーの自覚がありながらも上から目線で話す感じはなくて身近に感じられるのがはじめしゃちょーだなぁって思う」「目先の事だけを考えるのでは無くて、未来の事まで考えてるのほんとに尊敬します。医療従事者ばかりに目が向けられてますがほんとに、沢山の人が辛い思いをしてる事まで考えれること、素晴らしいです(医療従事者より)」などのコメントが続々到着している。


 なお、「コロナ医療支援募金」は1円から寄付することが可能。寄付の方法は「クレジットカード」「Tポイント」「SoftBankスマホ」の3種類から選択することができ、募集期間は5月21日〜6月末までの約1ヶ月となっている。


(中山洋平)


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