大丸東京店と松坂屋上野店の全館で営業再開、首都圏の緊急事態宣言解除の方針を受けて

大丸松坂屋百貨店が、1都3県と北海道の緊急事態宣言が解除される方針であることを受けて、食料品フロアのみ営業している大丸東京店と松坂屋上野店の全館の営業を5月26日から再開する。

　全館の営業再開後はいずれの店舗も営業時間を11時〜18時に短縮。政府や自治体が示す業種ごとの感染拡大予防のガイドラインを遵守し、施設や備品の清掃および消毒の強化、従業員の手指消毒の徹底、混雑緩和、ソーシャルディスタンスの確保などに取り組むという。
　同社は都内店舗に先駆けて、5月19日から大阪府や京都府などに構える大丸心斎橋店、梅田店、京都店、神戸店、須磨店、芦屋店、松坂屋名古屋店、豊田店、高槻店、博多大丸の10店舗の営業を再開している。
　都内の百貨店においては、高島屋とそごう・西武が全館で営業を始めており、松屋銀座は今日から食料品売り場の営業を再開し、6月から営業フロアを拡大。阪急阪神百貨店の阪急メンズ東京や、三越伊勢丹が運営する首都圏の店舗は全館の臨時休業が続いている。
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