《埼玉・鴻巣》熟年ストーカー男が8度目の逮捕、義姉が語る「女性依存症」

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2020年05月26日 04:00  週刊女性PRIME

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写真警察の監視をブロックするように閉められたカーテン
警察の監視をブロックするように閉められたカーテン

「腰が低く、穏やかなおじさん。独身でも、猫の世話や家の周りの掃除、水まきなどをきちんとこなす人なのに」

 と近所の主婦はショックを隠さない。

小学校内で起こした傷害事件

 仕事先で知り合った30代の女性にしつこくメールを送ったとして、埼玉県警の人身安全対策課と鴻巣署の合同捜査班は、5月15日、同県加須市の無職・和井田幸夫容疑者(62)をストーカー規制法違反の疑いで再逮捕した。

 女性の実家近くを車でうろついたとして4月25日にすでに逮捕されていた。

 約1時間半の間にショートメールを8回。その程度の送信で捕まったのは、

「つきまとい行為の禁止命令に背いたから。今年1月、この女性が子どもを迎えに行った小学校敷地内でこの女性の顔を複数回殴り、車で足をはねて全治約1か月のケガを負わせた。さらに止めに入った別の女性まで殴って懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を受けたばかりだった」(全国紙社会部記者)

 メールは、

「刑務所に入る覚悟はできた」

「実家をうろうろした」

 といった内容。知人女性は震え上がっただろう。

 そもそもは傷害事件の約2週間前、知人女性の車のタイヤを刃物で刺して器物損壊容疑で逮捕されたのが始まり。女性と示談し、接近禁止命令を受けて釈放されたのに、じっとしていられなかった。

 女性宅近くを車で走って警告を受けると、数日後に傷害事件を─。さらに猶予判決の約2週間後には女性の実家近くをうろついた。

8回目の逮捕

 裁判官からは、被害者への接触などを禁じられ、「約束を守るように」と念を押されていた。

 冒頭の主婦をはじめ近所の評判は決して悪くないが、一連の事件で警察ざたになったあとは、

「僕、悪い人に見えますか?」

 と、皮肉っぽい質問をぶつけてくるほど罪の意識を感じさせない態度だった。

「釈放時に弁明を聞きました。“女性に貸した100万円を踏み倒されそうになり思わず殴ってしまった。さらに追加で300万円の借金を背負ったので、もう少し家賃の安いところに引っ越します”と言っていました」(近隣住民)

 登記簿などによると、木造2階建ての自宅は容疑者本人が所有している。しかし、なぜか表札を削り取って「賃貸」をアピールするように。実際には関係のない不動産業者の名前まで貼り出した。

「今は、ウソつきという印象になった。以前は“持ち家”と話していたのに、急に“この家は7万円で借りている”と言い始めたんです。お金がないことを強調し、もう、この家には戻ってこないと思わせたかったんでしょう。警察の目から逃れたかったんじゃないかな」と前出の主婦。

 派遣社員として最近まで働いていた倉庫作業の同僚は言う。

「気のいいおじさんで仕事ぶりはまじめ。ただ、軽く注意されただけでも重く受け止めてしまうようで、逆ギレっぽい態度を取ることがあった」

 酒もタバコもやらず、女性の影は見えなかったという。

 同県羽生市で理髪店を営んでいた両親のもと、3人きょうだいの末っ子として生まれた。地元の県立高校を卒業後、県職員に採用。実は20年ほど前、土地開発事務所で主任を務めていたときに最初の事件を起こす。

「7歳下の元交際相手に対するストーカー行為だった。交際を断られると、県職員の立場を利用して女性周辺の戸籍謄本を不正取得し、嫌がる女性を車に引きずり込むなどした」(前出の記者)

 懲役2年4か月の有罪判決の執行猶予中、女性に無言電話をかけたり、中傷するチラシをまくなどして刑務所へ。今年の事件とあわせて計8回も逮捕されている。

あなたは加トちゃんじゃないのよ

 20年前は妻子ある立場。

「夫婦円満で子どもたちの面倒もよく見ていた」(事情を知る男性)が、逮捕をきっかけに離婚し、子どもとも離れて暮らすようになった。

 なぜ、同じ過ちを再び繰り返したのか。容疑者の兄の妻を訪ねると、「義弟はストーカーじゃない」と反論する。

「まず警察からストーカー容疑で呼び出され、同時にタイヤをパンクさせた疑いがかけられた。弟は単身者だからアリバイがない。“どちらもやっていないが、比較的罪が軽い器物損壊罪を認めてしまった”と聞いた」(義理の姉)

 容疑者から釈放時や面会時などに話を聞いたという。

 近所の人に話していた“貸した100万円”の内訳については次のように説明する。

「弟は結婚したいと思っていたはず。つぎこんだ誕生日やクリスマスの貴金属のプレゼント代、お年玉、レストランの食事代などを返してもらおうとしたら、ストーカー呼ばわりされたと話している」(同)

 事実だとしても貸したことにはならないだろう。

 被害女性に話を聞くため接触を試みたが、留守で会えなかった。

 義姉は、執行猶予中に捕まった背景をこう述べる。

「警察に見張られる生活が耐えられないし、近所の人から白い目で見られるのも嫌だから、わざと捕まったそうです。私は情状証人を全うし、執行猶予付き判決までもっていったのに、彼は自ら刑務所に入ろうとした。裏切られた。もう関わりたくない」

 容疑者の更生には懐疑的な見方を示す。

「若くてレースクイーンみたいな人が好きなので“あなたは(年の差婚をした)加トちゃんじゃないのよ”と伝えたこともある。女性のことになるとブレーキがきかない“女性依存症”なんです。幼少時に父親から暴力を受け、母親はそれを止められなかった。愛されないころのトラウマから女性に依存してしまうのだろう。刑務所で更生プログラムを受けさせてほしい」

 これだけ繰り返すのだから病的であることは間違いない。

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