日本おバカ映画の巨匠・河崎実の最新作「三大怪獣グルメ」6月6日に公開決定

　新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、公開が延期されていたおバカ映画「三大怪獣グルメ」の新たな公開日が6月6日に決定しました。長い自粛でストレスを溜めた人々へ、河崎実監督からは「コロナのやつを笑いでぶっ飛ばします！」とのメッセージも届いています。

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　突如東京に現れた巨大なイカ、タコ、カニの三大シーフード怪獣。これを迎え撃つため日本政府が組織した特別チームSMAT（Seafood Monster Attack Team）が、国立競技場を食器に見立て、怪獣を海鮮丼にして「料理」する作戦を実行する……というのが映画「三大怪獣グルメ」のストーリー。

　作品の河崎実監督は、これまでにもプロレスラーの西村修選手主演の「いかレスラー」、壇蜜さん主演の「地球防衛未亡人」といったバカバカしさ満開の作品で知られる、日本おバカ映画の巨匠。それと同時に「地球防衛少女イコちゃん」シリーズや、かつて松竹が制作した唯一の怪獣映画（宇宙怪獣ギララ）にオマージュを捧げた「ギララの逆襲　洞爺湖サミット危機一髪」など、怪獣や特撮に対する深い愛情も作品に注がれています。

　主演は2.5次元ミュージカルで知られる、ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身の上田圭輔さん。SMATの紅一点、星山奈々を演じるのは乃木坂46の吉田綾乃クリスティーさん、そしてSMATの司令を演じるのは「ウルトラマンダイナ」でスーパーGUTSのヒビキ・ゴウスケ隊長を演じた木之元亮さんと、キャストも話題性十分です。

　新たな公開日決定を受け、河崎実監督は「人類最大の、未曾有の危機の時に映画どころではないとお思いでしょうが、我々は映画を作ることしかできません。そして、皆様に映画館で見ていただくのが「映画」です。いま、映画の危機だからこそ、映画館で映画を見ていただきたいと思います。それも現実を忘れるようなとびきりバカな映画を。負けるわけにはいきません！ コロナのやつを笑いでぶっ飛ばします！」とのメッセージを寄せています。

　映画「三大怪獣グルメ」は、6月6日より東京・渋谷のユーロスペースほか、全国で順次公開予定。地域によって劇場の営業再開スケジュールが異なるので、公開劇場の情報は作品公式サイトや公式Twitter（@smat_member）で確認してください。

情報提供：パル企画

（咲村珠樹）