「誹謗中傷リプが急激になくなった」東ちづるの実感に「悲しいですがこれが日本の現実」の声

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2020年05月27日 15:02  Techinsight Japan

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久々にスカートをはいてみた東ちづる(画像は『東ちづる Chizuru Azuma 2020年5月20日付Instagram「ヤバイ…オンラインミーティングや取材ではバストショットしか映らないから、油断しまくっていた。」』のスクリーンショット)
女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が5月23日に亡くなったことで、恋愛リアリティー番組『テラスハウス』を巡りSNSで届く複数のアンチコメントに木村さんが心を痛めていたことが発覚した。世論で匿名による誹謗中傷が改めて問題視されはじめ、木村さんへのアンチコメントを削除する当事者も出てきたが、コメントあるいはアカウントを削除しても証拠隠滅にはならないという。そんななか女優でタレントの東ちづるはTwitterに寄せられるリプライの変化を実感したようだ。

SNSによる誹謗中傷で個人の人格を否定するようなものは「名誉棄損罪」や「脅迫罪」となる可能性がある。アカウントを削除しても捜査すれば誰がどのようなことを書いたかまで分かるが、弁護士に依頼するなどの手順や経費面によるハードルが高い。

しかし高市早苗総務相は5月26日、記者会見で「匿名で他人を誹謗中傷する行為は人として卑劣で許しがたい」と切り出して「発信者の特定を容易にするための制度改正をスピード感を持って行う」との趣旨を発言した。総務省では研究会を設置してインターネット上で誹謗中傷する書き込みをした発信者を特定するため、管理者に情報開示を求める手続きの簡略化を議論しているという。

そのようにSNSを巡る状況が変化するなか、東ちづるは26日午後7時過ぎにTwitterで「誹謗中傷してくる暴力的なリプが急激になくなった。匿名でも、アカウントを消しても個人にたどり着けること、それが犯罪であることが知られたからだろう」と実感していた。

東ちづるは料理に関するものから政治に対する意見まで様々な内容をツイートしているが、やはり政治絡みになるとリプも盛り上がるようだ。共感する声だけでなく、なかには「誹謗中傷してくる暴力的なリプ」もあったのだろう。

「誹謗中傷してくる暴力的なリプが急激になくなった」という東ちづるの投稿には、「なんとわかりやすいことか(笑)」、「ちづるさんに対して、そういったリプがなくなった事は、本当によかったです。でも、そういう人達って、なんていうか、生き様がカッコ悪いですね…」、「悲しいですが、これが日本の現実なんですね」、「やる側にもそれぞれ抱えているものがあるというのを考慮しても 自分の身の危険を感じなければ考えようともしない 本当に姑息で卑怯な連中だなと思います」などの反響があった。

リプライの変化を実感しつつも「手放しで喜べない。若い命、人生が被害にあって、認知されたのだろうから。たくさんいる。今も心も体も傷ついている人」と案じる東ちづる。

その後の投稿では「政治家への批判が、芸能人への誹謗中傷と同じように扱われるのは違う」と補足しており、「政治家に権力を与えているのは私たち納税者・有権者なのだ。国民は権力の暴走を監視でき、間違っている時は意見、批判しなければ」と主張した。こちらには賛否の声が寄せられているが「誹謗中傷してくる暴力的なリプ」は少ないようだ。

画像は『東ちづる Chizuru Azuma 2020年5月20日付Instagram「ヤバイ…オンラインミーティングや取材ではバストショットしか映らないから、油断しまくっていた。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

このニュースに関するつぶやき

  • 安倍政権を批判する内容が酷い人もいますからね。公人は侮辱されても我慢しなくちゃいけないのかな?
    • イイネ!24
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