清原果耶、来春朝ドラ『おかえりモネ』ヒロインに!宮城県を舞台に気象予報士を目指す姿描く

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2020年05月27日 17:32  TVerプラス

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清原果耶が、2021年度前期の『連続テレビ小説 おかえりモネ』(NHK総合、毎週月〜土曜8:00〜)でヒロインを務めることがわかった。『透明なゆりかご』『サギデカ』(共にNHK総合)などのドラマの脚本を手掛けた、安達奈緒子によるオリジナル作品となる。

連続テレビ小説104作目となる同作。清原は「海の町」宮城県・気仙沼で生まれ育ち、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・永浦百音(ながうら・ももね)を演じる。“気象予報”という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな「未来」を届けてゆく、希望の物語となっている。

<清原果耶 コメント>
この度、2021年度前期『連続テレビ小説 おかえりモネ』のヒロイン、永浦百音役を演じさせて頂くことになりました。

「私、10分先の未来を予測したいです!」百音ちゃんのその言葉に、私は励まされました。「あの時、ああすれば良かった?」なんて考えてしまうことも少なく無いような世の中で、力強く生きる彼女だからこそひらける空があるのではないかと思っています。

気象予報士のお仕事を通して助けられる誰かを、大切な人を笑顔にしたい。そしてドラマを見て下さる皆様それぞれに芽生える朝が来ますよう今一度、作品創りの尊さとしっかり向き合いながらスタッフ・キャストの皆々様と誠心誠意お届けして参ります。『おかえりモネ』宜しくお願い致します。

<安達奈緒子 コメント>
朝ですし、やさしくて温かい物語を作りたいと思っています。けれど舞台となる土地は、やさしさだけではどうすることもできない痛みを抱えていて、訪問者であるわたしがそれを真に理解することはできません。他者の痛みは肉親でも友人でも恋人同士でも共有することはできない。そんな現実をつきつけられたとき、「わからないから怖い」という言葉を聞きました。自分の理解を超える現象、数秒後に変わってしまう未来、怖いです。ですが人間は不器用ながら「わからないもの」とずっと向き合ってきて、その最たるものが「自然」だろうと考えたとき、描くべき物語が見えたように思いました。

気象予報はこの「自然」という完全掌握が不可能なものと向き合う仕事です。コツコツと観測を続けデータを蓄積し、考え、最後は自分の身体でも感じることで、不確実な自然との共存の道を探ります。

誰かの痛みもそういうものではないかと考えました。わからないことは怖い、けれど「あなたをわかりたい」と思い、努力し続けてさえいれば、わたしたちは笑顔を交わし共に生きていけるのではないか。

若い主人公と、その存在に芯の強さとしなやかさを感じる清原果耶さんに、願いを託します。
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