ニコラス・ケイジが狂気の悪夢へ ラヴクラフト原作『カラー・アウト・オブ・スペース』7月公開

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2020年05月27日 18:01  リアルサウンド

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『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』(c)2019 ACE PICTURES ENTERTAINMENT LLC. All Rights Reserved

 ニコラス・ケイジ主演映画『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』の7月31日公開が決定し、予告編とポスタービジュアルが公開された。


参考:映像はこちら


 本作は、数々の神話体系の始祖とされるH・P・ラヴクラフトの小説『宇宙からの色』をケイジ主演で映画化したSFホラー。ケイジが主演を務めた『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』と同じプロデューサー陣が製作を務め、『ダスト・デビル』のリチャード・スタンリーがメガホンを取った。


 トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門でプレミア上映され、シッチェス国際ファンタスティック映画祭2019では作品賞にノミネートされた本作。ケイジ演じるネイサンの妻テレサ役で『レッド・スパロー』のジョエリー・リチャードソン、長女ラヴィニア役で『ビッグ・アイズ』やNetflix『好きだった君へのラブレター』のマデリン・アーサーらが出演する。


 大都市の喧騒を逃れ、閑静な田舎に移り住んだガードナー家。ネイサン(ニコラス・ケイジ)と妻テレサ(ジョエリー・リチャードソン)が夢に見た子どもたちとの理想の生活は、前庭への隕石の激突で終わりを告げる。以来、一家は心と体に影響をおよぼす地球外変異体との闘いに明け暮れ、静かな田舎暮らしは極彩色の悪夢へと変わる。


 公開されたポスタービジュアルは、「狂気の始まり!」というコピーと共に、頭から血を流すケイジの顔が大きく配されている。


 予告編では、田舎に移住し穏やかな生活を始めたガードナー家が、隕石の不時着により不条理な現象に翻弄されていくさまが描かれている。家の周りの植物や、家族にも奇妙な影響を与えていく“色”。ネイサンが銃を手に構える姿、すべてを見透かしたようなラヴィニア(マデリン・アーサー)の意味深な発言が切り取られている。(リアルサウンド編集部)


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