バトン、ガスリーら豪華メンバーが『ル・マン24時間バーチャル』参戦へ。3冠狙うモントーヤも

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2020年05月29日 11:21  AUTOSPORT web

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2018年にLMP1カーでル・マンに初挑戦したジェンソン・バトン。eスポーツでは他のカテゴリーですでに勝利を飾っている。
ル・マン24時間レースの主催団体であるACOフランス西部自動車クラブは、6月13〜14日に行われる耐久eレース『ル・マン24時間バーチャル』に、元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンや、アルファタウリF1で活躍するピエール・ガスリーらが出場することを明らかにした。

 レーシングシミュレーター『rFactor 2』のプラットフォームが使用されるル・マン24時間バーチャルは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症“パンデミック”の影響を受け、9月19〜20日に延期となったル・マン24時間レースが当初予定されていた週末に開催される世界最大級のバーチャル耐久レースイベントだ。
 
 LMP2とGTEの2クラスから計50台が参加するこのレースのエントリーリストは今月23日にアナウンスされたものの、出場するドライバーについては記載がなかった。
 
 そんななか今週はその全容が少しずつ明らかにされており、モナコのシャルレーヌ公妃のチームが元F1ドライバーのフェリペ・マッサとジャンカルロ・フィジケラを起用することや、レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンとマクラーレンF1のランド・ノリスがチームメイトとして1台のマシンを共有することなどが伝えられている。

 ACOから出された最新のインフォメーションでは、バトンが率いるジェンソン・チーム・ロケットと、ザンショウ・シムスポーツのコラボレーションチームとなるチーム・ロケット・ザンショウから2009年F1王者が出場することが明らかにされた。
 
 同チームはもうひとりのリアルドライバーには“ベントレー・ボーイズ”のひとりであるアレックス・バンコムが起用され、ヤン・フォン・デア・ヘイデ、マット・リチャーズというふたりのシムレーサーがチームメイトとなる。
 
 LMP2クラスに3台を送り込むベローチェ・Eスポーツは、24号車オレカにガスリーとABBフォーミュラE選手権チャンピオンのジャン-エリック・ベルニュを起用した他、僚友16号車にはストフェル・バンドーンとノルマン・ナトらをラインアップ。18号車では今季からスーパーGT GT500クラスに参戦するサッシャ・フェネストラズの名前を確認することができる。
 
 また、1台体制で仮想ル・マンの総合優勝を目指すチーム・ペンスキーでは同チーム自慢の強力ドライバーが勢揃い。2019年にIMSA王者となったファン・パブロ・モントーヤとデイン・キャメロンに加えてシモン・パジェノー、リッキー・テイラーというオールリアルドライバーの布陣となっている。
 
 この他、WEC世界耐久選手権に参戦しているレベリオン・レーシングと、ウイリアムズ・Eスポーツのコラボチームからグスタボ・メネゼス、ブルーノ・セナ、ラファエル・マルチェッロの参戦が決定し、バイコレス-バースト・Eスポーツからはトム・ディルマンと、WTCR世界ツーリングカー・カップでホンダ・シビック・タイプRを駆るエステバン・グエリエリが出場することになった。

このニュースに関するつぶやき

  • 肺炎騒動でヒマだし食い扶持を得るにはちょうどいいということでもあるのかしら
    • イイネ!1
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