接触冷感、抗菌防臭、UVカット...小松マテーレが高機能マスク「ダントツマスクール」発売

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2020年05月29日 15:02  Fashionsnap.com

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ダントツマスクール Image by: 小松マテーレ
小松マテーレが、抗菌防臭や接触冷感効果を備えた高機能マスク「ダントツマスクール」を5月29日の今日発表した。6月3日から同社のコーポレートサイトや公式オンラインストアで販売する。
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 小松マテーレでは、今年2月にウイルスを酸化分解する光触媒の新技術を用いた抗ウイルスのマスクインナー「ダントツフィットインナー」を開発。今回販売するマスクはその技術を発展させたものだという。同社ではマスクをファッション衣料と位置付けており、ダントツフィットインナーを肌着、ダントツマスクールをアウターとして販売する。
 ダントツマスクールは生地が肌に触れると冷たさを感じる接触冷感機能を搭載しつつ、吸湿性と放湿性の両立でマスク内を蒸れにくくすることで夏のマスク着用時の熱中症を予防。ダントツマスクールの内ポケットに水分を含ませたダントツフィットインナーを入れると、一般的な不織布のマスクを着用した時と比較して温度の上昇を約3度抑えられるという。UVカット率約99%の紫外線カット効果も搭載し、日焼けを防止する。
 また、東芝マテリアルと1年半かけて共同開発した可視光応答型の新型光触媒素材「ウイルスシールド」を採用しており、マスクに付着したウイルスを光触媒効果によって酸化分解する優れた抗ウイルス性を備える。植物染料の成分を配合させる独自の染色技術を用いており、天然由来成分のキトサンが抗菌防臭効果を発揮。口臭の原因物質に対して消臭効果を発揮し、長時間の着用による不快感を軽減する。
 サイズは大人用(Mサイズ)と子ども用(Sサイズ)を用意。価格はダントツマスクール1枚が1500円で、ダントツマスクール1枚とダントツフィットインナー5枚のセットで2,500円(いずれも税別)となる。なお、マスクは約50回の洗濯への耐久性があり、繰り返し使うことができる。小松マテーレはダントツマスクールに関して、初年度に10億円の販売規模を見込む。今後はダントツマスクールで開発した素材を生活資材や病院介護用資材、インテリア関連、ユニフォーム衣料などに用途を発展させる予定だという。
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■小松マテーレ:公式サイト
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