インテルが、U−17イタリア代表FWセバスティアーノ・エスポジトとの契約を延長するべく動いている。29日に、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
現在17歳のエスポジトは、インテルの将来を担う可能性を秘めた選手だ。2011年にブレシャでキャリアをスタートさせると、2014年にインテルのユースチームへと移籍した。プロデビューの瞬間は、2019年3月に訪れる。ヨーロッパリーグ(EL)のフランクフルト戦で、73分からボルハ・バレーロとの交代でピッチに入った。今シーズンはセリエAで5試合に出場し、1ゴールを記録している。
エスポジトとインテルの契約は、2022年までとなっている。当然、インテルがこの有望株をみすみす他クラブに売り渡すはずもなく、現行契約を2025年まで延長し、給与も適切な価格に設定しようとしているという。
だが、『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、インテルはエスポジトとの交渉に“一抹の不安”を抱えているという。新型コロナウイルスの影響でクラブ財政はひっ迫しており、当初エスポジトとの契約延長にかかると見込んでいたコストの見直しを迫られているからだ。
いずれにしても、“インテリスタ”はエスポジトとの契約延長のニュースを、今か今かと待ち望んでいることだろう。