アクシデント多発でも優しくなれた 107人の「在宅ワークあるある」 猫大喜利付き

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2020年05月30日 09:00  AERA dot.

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写真写真:飼い主の皆さん提供
写真:飼い主の皆さん提供
 新型コロナウイルスの影響で在宅ワークやテレワークに舵を切った職場は多い。AERAではアンケートに寄せられた回答から、慣れない在宅ワークにつきものの「あるある」を集めてみた。AERA2020年6月1日号から。

【可愛すぎる!猫大喜利の続きはこちら】

*  *  *
 会社を定時に出るだけで、テレビドラマの主人公になれた時代があった。昭和の話かと思えば、ドラマ「わたし、定時で帰ります。」がヒットしたのは、たった1年前のことだ。

 現在といえば、コロナ禍で会社に行く機会そのものが減る人が激増した。今も通勤してみんなのために働いてくれている人に感謝しつつ、慣れない在宅ワークに翻弄されて、トホホな思いをグチり合う飲み会もありゃしない。

 5月連休明け、AERAが働き方などについて行ったアンケートには107人の回答が寄せられた。それによると、在宅ワークや時差通勤など、密を避ける措置が職場で励行された人は80.4%と大多数にのぼった。

 突然訪れた問答無用の“働き方改革”がもたらした「困ったこと」は多い。

「出勤日数が減ったので、給与も減る。仕方ないと思っていても来月のやりくりに悩む」(60代・女性・会社員)
「半径数メートルしか動かないので運動不足に。持病の腰痛がぶり返して、仕事どころでなくなった」(40代・男性・会社員)

 シリアスな悩みのほか、多かったのが、通信環境などハード面のトラブルだ。

「同じマンションで在宅勤務が増え、共有インターネット回線がパンク。会議で声が途切れるメンバーとして認識されている」(30代・女性・会社員)

 コミュニケーション不足を嘆く声も多く寄せられた。

「相手の本音が分かりづらい」(30代・女性・会社員)
「なにげない世間話が仕事を進めるのに重要だったことに気付かされた」(50代・男性・会社員)
「在宅勤務は機微な内容を含む相談事が進まないので、課題が後回しになっている」(50代・女性・会社員)

 感染には関係ない第4の密、家にいることで起こる家族との“密”が仕事環境に影を落とすこともあるようだ。

「妻も在宅勤務になったので自分専用の仕事スペースを設置。風通しのいい、在宅を満喫できる場所は妻に取られ、自分は暗い寝室の隅に移動することに」(40代・男性・会社員)
「休みではないのに、昼食の催促など、家事がまわってくる」(40代・女性・会社員)
「夫と二人きりの時間が増えて喧嘩が多くなった」(30代・女性・会社員)

 もちろん、悪いことばかりではない。垣間見える日常に、ほっこりすることもある。たとえば、思い通りにならない代表格、子どもをめぐる「あるある」だ。

「会議中視聴させていたドラえもんの映画の感想を、子どもがバーチャル会議で喋りだした」(40代・女性・会社員)
「Zoomの声に子どもがいちいち反応してしまう」(30代・女性・会社員)

 ペットとなると、奔放度合いはさらに増す。

「オンライン会議中に猫が乱入し、机の資料を落としていった」(40代・女性・会社員)
「帰宅時の感動の再会がなくなった。毎日家にいるのでありがたみがなくなったせいか、飼い犬の態度が冷たい」(50代・男性・会社員)
「1人の会議メンバーの声に愛犬がいちいち反応。相手がそれに気付き、会議そっちのけで、リモート犬じゃらしに熱中していた」(60代・男性・フリーランス)

 70代の男性大学教授の後悔は、「オンライン授業中、猫の鳴き声がかなり入ってしまった」こと。でも、それメリットかも。

 こんなオンライン会議の事件簿も数多く寄せられた。

「ビデオ機能がオンになっていることを知らず、ノーメイク、部屋着でヨーグルトを食べながら参加している人がいた」(40代・女性・会社員)
「バーチャル背景利用中にパソコンがフリーズ。復帰したときに、部屋に干した洗濯物が映りこんでしまった社員がいた」(50代・男性・会社員)

 予期せぬ災難も増える。とはいえ、ニュース配信中に浮気相手が画面を横切ったスペインのニュースキャスターは別として、ちょっとしたトラブルが場を和ませる例は多い。 

「会議中、奥さんが帰宅し、お風呂の掃除を頼まれた音声が、流れてしまった。会議の場が明るくなった」(50代・男性・会社員)

 画面の向こうの相手の日常に想像力と思いやりを持つことは、働き方が変わるきっかけになるかもしれない。

 一方で、意外なデメリットも報告された。

「会議ではビデオをオフにして社内のデータ量を減らしましょう、と言われている。そのため服装や髪形、背景など、気にしなくなっている自分が怖い」(50代・男性・会社員)

 人に会わないとなると、身だしなみへの気配りは確かにゆるみがちだ。

 多くは新しい働き方に戸惑いつつも、概ね歓迎しているもよう。前の50代の男性会社員は、こうも付け加える。

「会議前後の世間話や内緒話がオンラインではできず、根回し的なことができなくなったのはデメリット。でも、今まで会社で過ごしていた無駄な時間も明確に。アフターコロナの新しいビジネス展開では、在宅ワークは当たり前に定着すると思う」

 ちょっぴり愛おしくなる無駄だらけ、不満だらけのビフォーコロナの日々、今はバイバイ。アフターコロナの働き方が、少しでもよい方向に進歩しますように。(ライター・福光恵)

※AERA 2020年6月1日号

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  • オカンが入って来るとか?ww
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