函館市電の「GTFS-JP」データ更新 - 静的情報をGooleマップに反映

2

2020年05月30日 18:42  マイナビニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
函館市企業局交通部はこのほど、函館市電における6月1日以降の「GTFS-JP」データをウェブ公開した。

「GTFS-JP」は、国際的に利用されている公共交通用データフォーマット「GTFS」を基本に、日本の状況を踏まえて拡張されたデータ形式。公共交通機関の停留所・路線・便・時刻表・運賃などの情報を定義しており、Gooleマップをはじめ、世界中の経路検索サービスに反映される利点がある。国土交通省が定めた「標準的なバス情報フォーマット」の静的データフォーマットとして、全国でデータ整備が進んでいる。

函館市電は路線バスと同じ路面交通であることから、運行に関するデータを「GTFS-JP」形式で作成し、今年1月に初めて公開。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う利用減少を踏まえ、日中の運転間隔を延ばした4月29日以降のデータも公表しており、6月1日以降のデータもそれに準じる形で公開した。

函館市電の「GTFS-JP」データも他の交通事業者と同じくGoogleマップに反映され、外国人を含む旅行者の経路検索が容易になるほか、検索した経路でのお得な乗車券の案内などを表示するなど、旅行者やビジネス客の利便性向上につながっているという。(佐々木康弘)

このニュースに関するつぶやき

  • 函館の市電…(まぁ大昔の車体じゃないとは思ったけど…)時代が変われば…ドイツの物みたいなデザインだね…。ニュース内容より、そっちが気になっちゃった!
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定