乃木坂46の新曲動画 6日間で再生回数230万回超 広がる芸能人のリモート支援活動

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2020年05月31日 13:25  AERA dot.

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写真120人超のタレントらが参加したアップフロントグループの動画/YouTubeから
120人超のタレントらが参加したアップフロントグループの動画/YouTubeから
 人気アイドルグループ乃木坂46が、5月25日にYouTube上で公開した新曲「世界中の隣人よ」のミュージックビデオの再生回数が、6日間で230万回を超えた。多くの卒業メンバーが参加するという普段では見られないコラボが話題を呼んでいるようだ。他にも様々な芸能人によるリモートでの動画作成、それに伴う支援という活動が広がっており、コロナ禍での一つの形として定着してきている。

【写真】紅白歌合戦に出場した乃木坂46

 乃木坂の楽曲は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、自粛する人たちや医療従事者へのエールとなっている。ミュージックビデオは、参加メンバーが自宅などでリモート撮影したもので、人影まばらな東京各地や毎年彼女たちがライブを行う神宮球場の現在のカットも途中で挿入される。

 なかでも大きな話題を集めているのは、歴代センターの生駒里奈、西野七瀬をはじめ、初代キャプテンの桜井玲香、現在アナウンサーとして活躍する市來玲奈や斎藤ちはるといった、11人の卒業メンバーが参加していることだ。3月に予定していた卒業を延期している白石麻衣をはじめ、現役メンバーとの“夢の再会”がリモートで実現した。

「AKB48の歴代センターがミュージックビデオに出演したり、モーニング娘。のOGが集結したりすることはありましたが、乃木坂では初めて。特に、会社員であるアナウンサーの2人が参加していることは、日テレとテレ朝も、『つながり』をテーマにした今回の企画の趣旨に賛同して協力しているということでもありますから、その重要さがわかります」

 と、芸能評論家の三杉武さんは言う。

 ミュージックビデオの反響は大きく、再生数は30日夜の時点で230万回を超えた。その反響の大きさに当初は動画公開のみの予定だったが、配信シングルとしてのリリースが決定、その収益を全額寄付することも発表された。

「AKBも東日本大震災の時には被災地を巡る支援活動を続けてきましたが、多くの人に愛され、笑顔を届けるアイドルだからこそできる支援の形なのではないでしょうか」(三杉さん)

 新型コロナの感染拡大と緊急事態宣言により、イベントやコンサート、番組収録の中止・延期が相次いだ。歌手やアーティストたちも、自分たちにできることとして、販売中の映像ソフトや未発表だった動画を無料公開するなどした。

 堀内孝雄や森高千里、モーニング娘。’20らが所属するアップフロントグループでは、120人超の所属アーティストがテレワークで「愛は勝つ」を合唱、その動画も話題となった。星野源が発表した「うちで踊ろう」は、様々なアーティストやタレントがコラボの輪を広げた。ただ、安倍晋三首相がソファで犬と一緒にくつろぐ写真を投稿し、炎上する一幕もあった。

 今回の乃木坂や、ジャニーズ所属アーティスト75人によって結成された期間限定大型ユニット「Twenty★Twenty」は、新型コロナの感染拡大防止を支援する活動を行っていくと発表している。

三杉さんは言う。

「アーティスト側も最初は何もできず過去のライブ映像の提供や動画をリモートで撮影するなどの取り組みでしたが、ようやく支援を見据えた活動ができる段階に入ることができたということですね」

 乃木坂がこれまで行ってきた大規模なコンサートができるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうだが、その活動を待ちわびる多くのファンにとっては、「withコロナ」下での、しかも卒業生との共演という、うれしいプレゼントになったことは間違いない。(本誌・太田サトル)

※週刊朝日オンライン限定記事













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