ビヨンセ、白人警官に殺害された「ジョージ・フロイドさんに正義を!」オンライン署名を呼びかけ

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2020年05月31日 16:51  Techinsight Japan

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SNSで署名を呼びかけるビヨンセ(画像は『Beyoncé 2020年5月29日付Instagram「If you want to demand more charges brought on all those involved in the death of George Floyd, click the link in my bio to sign the petition.」』のスクリーンショット)
米ミネソタ州ミネアポリスで今月25日に発生した、白人警官によるジョージ・フロイドさん殺害事件。この痛ましい事件を受け、歌手のビヨンセが自身のInstagramを更新、「ジョージ・フロイドさんに正義を!」と人々にオンライン署名を呼びかけている。

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白人警察官によるあからさまな人種差別と非人道的な暴力行為により、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが死亡した事件。これを受けアメリカでは事件が発生したミネソタ州ミネアポリスをはじめ、各地で暴動などが起こる騒ぎへと発展している。ハリウッドからもマドンナ、ジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデ、ジェイミー・フォックスら多数のセレブが怒りの声を発信しており、現地時間29日には歌手のビヨンセがInstagramに動画をアップし、次のように述べた。

「ジョージ・フロイドさんのために正義が必要です。私達はジョージさんが白昼堂々殺害されるところを目の当たりにしました。私達はショックで打ちひしがれると同時に、怒りと嫌悪を覚えています。この痛みは決して収束させてはいけません。」

「私は有色の人達だけに呼びかけているのではありません。白人、黒人、褐色、そしてそれ以外の肌を持つ皆さん、あなた達は現在アメリカで起こっている人種差別に絶望感を抱いていることでしょう。」

「無意味な殺人はもうたくさん、有色人種が人間以下の扱いを受けるのを見るのももうたくさんです。私達はこれ以上目を背けてはいられません。」

人間として、また同じアメリカ人として「ジョージさんは私達みんなの家族です」と憔悴しきった様子で語るビヨンセは、「正当な裁きを受けずして、暴力的な殺人が横行している」とアメリカの現状を強く訴えた。

ジョージ・フロイドさんを死に追いやり免職となった元警官のデレク・ショービンは第3級殺人や第2級故殺の疑いで訴追され、ミネソタ州セントポールのラムジー郡刑務所に拘留されたが、ビヨンセは「それでもまだ正義の実現には程遠い、ジョージ・フロイドさんを死に追いやった警官達に正当な裁きを」と自身のウェブサイト「www.beyonce.com」に「Change.org」「Color of Change」「We Can’t Breathe」「NAACP」という4つのサイトへのリンクを掲載し「ジョージ・フロイドさんに正義を!」と人々にオンライン署名を呼びかけた。

米西部時間31日午前0時現在、「Change.org」には820万人超、また「Color of Change」には310万人を上回る署名が集まっている。



画像は『Beyoncé 2020年5月29日付Instagram「If you want to demand more charges brought on all those involved in the death of George Floyd, click the link in my bio to sign the petition.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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  • 警察官もまさか死ぬとは思ってなかったでしょう。
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