紫外線が強くなるこれからの季節。紫外線は室内にも降り注いできますから、外出の機会が減っていたとしても、しっかりケアしたいですよね。とくに、おうちごはんが増えている今は、食からのケアを充実させるチャンスです！
健康と美容に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、冷凍食品で作ることができる美肌サポートになるスムージーをご紹介します。
■美肌サポートに！冷凍食品で作るスムージーレシピ3つ
冷凍食品でスムージーを作る際は、冷たいのが好きな方は冷凍のまま、ミキサーにかけましょう。あまり冷たいのを好まない方は、前日に冷蔵庫で解凍しておいてスムージーにしましょう。
(1)アボカド＆パイナップル
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食べる美容液ともいわれるアボカド。栄養価が高く、少量でもバランスよくビタミン、ミネラルをとることができます。
アボカドに合わせたいパイナップルは、東洋医学では体内の余分な熱を排出して、むくみや便秘の改善のために用いられるフルーツです。食物繊維も豊富ですから、身体が火照りやすく、便秘がちで肌荒れが気になる方におすすめの組み合わせです。
(2)ゴーヤ＆ミカン
沖縄県の名産であるゴーヤ。ゴーヤーチャンプルなど加熱して食べるのが一般的ですが、生でも食べることができます。美肌づくりに欠かせないビタミンCが豊富な野菜です。
さらに、ゴーヤに含まれるフラボノイドには、胃の粘膜を保護して胃液の分泌を促す働きがあります。湿度と気温が高くなると胃の調子が悪くなる方は、積極的にゴーヤを摂ってみましょう。
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あわせるミカンは、腸内細菌のエサとなる水溶性食物繊維が豊富です。また、ミカンのスジや袋の部分に含まれるポリフェノールには、抹消部の血管の健康を守り、血流をスムーズにする働きがあります。抹消部までスムーズに血液が流れることで、お肌の細胞に酸素と栄養がとどき、美肌づくりをサポートします。
(3)ほうれん草＆ベリー
ほうれん草は、目の保護に役立つルテインが豊富です。紫外線だけでなく、PCなどから発せられるブルーライトも網膜をいためる一因となりますから、ルテインを摂ることは目の健康に欠かせません。さらに、ルテインは、皮膚を紫外線から守る働きもあります。
ベリー類に含まれるエラグ酸にも、強い抗酸化力があり、紫外線によって体内に過剰に発生した活性酸素からお肌を守る働きがあります。野外にでる時間帯が長い方、紫外線にお肌が反応しやすい方におすすめの組み合わせです。
冷凍食品であれば、安心して保存できますから、いろいろな組み合わせを楽しむことができますよね。ミネラルウォーター、アーモンドミルク、豆乳、ココナッツウォーターなど、ベースを変えることでも味に変化が出て飽きずに続けられます。
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ご紹介したレシピで使用しているフルーツや野菜は、どれも冷凍食品として販売されているものばかりです。スーパーであれば大抵取り扱いがありますし、パイナップルやミカンは、コンビニにもあります。
おうちじかんが長い今こそ、食を見直して身体の中からキレイを作りたいですね！
（美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ 料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー（スタンダード）。自著「ベジフル発酵ジュースとレシピ」（2018年・日東書院本社）、「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」（2016年・自由国民社）。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。）
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