三越伊勢丹HDが食品フロアのプラ製買い物袋を廃止、7月から有料の紙袋に

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2020年06月01日 15:11  Fashionsnap.com

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7月から食品フロアで導入する紙袋 Image by: 三越伊勢丹ホールディングス
三越伊勢丹ホールディングスが、グループ運営の国内百貨店全店の食品フロアにおいて、レジ袋およびプラスチック製買い物袋の提供を7月1日から順次廃止すると発表した。食品フロアでは有料の紙袋を販売し、それ以外のフロアでは紙袋の無料配布を継続する。
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 同社は、地球環境に配慮したサステナブルな取り組みの一環としてプラスチック製の袋を廃止し、マイバッグの利用と持ち歩きがスタンダードなライフスタイルとなるように提案していくという。現段階では、来店客のマイバッグ持参率3割を目標に掲げている。
 有料の紙袋は、大きいサイズを50円、小さいサイズを30円で販売。FSC認証(森林認証)を受けた紙を使用し、従来の紙袋より強度と耐久性を上げたほか、撥水加工を施した。
 また、7月1日から三越と伊勢丹各店舗では、リサイクル素材からできたポリエステル製のオリジナルコンパクトバッグを発売。約17Lの容量で、折り畳んで持ち運ぶことができる。デザインはブラックベースに「MITSUKOSHI ISETAN」ロゴをあしらったタイプと、伊勢丹の象徴であるタータンチェックのタイプが揃う。価格は各900円(いずれも税込)。
 国内小売業では容器包装リサイクル法の関係省令改正に伴い、今年7月からプラスチック製買い物袋(レジ袋)の有料化義務化が施行される。これに伴い、ファーストリテイリングや無印良品などがプラスチック製ショッピングバッグを廃止し、有料の紙製に切り替えると表明している。
【まとめ】ファーフリー、プラ製バッグ廃止、売れ残り商品の廃棄中止......ファッションブランドのサステナブルな取り組み
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