アジアン・ル・マンの鈴鹿大会中止。新型コロナの影響を受け、ACOがシリーズを再構築
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2020年06月01日 18:21 AUTOSPORT web
鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは6月1日、11月27〜29日に開催を予定していた2020-21年のAsLMSアジアン・ル・マン・シリーズ開幕戦の開催を中止すると発表した。
年をまたぐウインターシリーズとして開催されているAsLMSの2020-21年シーズンは、11月末の鈴鹿を皮切りに中国の上海国際サーキット、タイのチャン・インターナショナル・サーキット、そしてマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットの全4戦で争われる予定だった。
しかし、シリーズを主催するACOフランス西部自動車クラブが新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、2020年のレース開催中止し、シリーズを再構築すると決定したという。
この決定を受けて、鈴鹿サーキットは第1戦開催中止に合意したため、レース実施が見送られた。なお、鈴鹿は2021年の開催に向けてACOと協議を進めていくという。
アジアン・ル・マンは各クラスのチャンピオンが翌年に行われるル・マン24時間の参戦枠を確保できることもあり、近年ヨーロッパとアジアの混成チームの参戦が増えているほか、2019-2020シーズンは日本からも参戦が増えるなど勢力を広げていたもの。日本では2018-19年シーズン以来の開催となるはずだった。
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