コロナ禍の皇室。家族愛が深まった秋篠宮家、上皇陛下の外出に厳戒態勢

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2020年06月02日 08:41  日刊SPA!

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写真仙洞仮御所に入られる上皇ご夫妻=3月31日、東京都港区(代表撮影/時事)
仙洞仮御所に入られる上皇ご夫妻=3月31日、東京都港区(代表撮影/時事)
◆皇室で初めて私的外出された上皇さま

 新型コロナウイルスの影響は、日本の皇室にも影響を及ぼした。

 政府が緊急事態宣言を全面解除した3日後の5月28日、2か月ぶりに上皇さまが外出され、ハゼの研究のために皇居を訪れられた。

 この期間、天皇陛下や皇后・雅子さまは皇居での行事に出席するために外出されることはあったが、“私的な外出”がなされるのは、皇室の中では初めてだった。

「皇族が新型コロナウイルスにかかったとなれば日本の一大事ですので、これまで皇族方は家に閉じこもられ、お出かけになることもできませんでした。しかし今回、上皇さまがまず一番に外出されたことで、『自分も外出出来るのでは』と計画されている皇族方もいらっしゃいます」(宮内庁関係者)

 東日本大地震などの災害時にはたびたび被災地を訪問し、心を寄り添われる活動をしてきた皇室にとって、今回のコロナ禍では行動も制限され、病院などの現場を訪問することも難しくなっている。

 このような状況下において、上皇さまが久しぶりに外出をされるということで、宮内庁では朝から慌ただしい雰囲気となった。

「皇居の乾門に報道各社のカメラマンや記者、ギャラリーも集まり、警備も厳戒態勢でした。数日前に皇居に不審な男が侵入する事件もあったので、今日は何かあっては絶対ならないと緊張感がありました」(同宮内庁関係者)



◆警備を震撼させた皇居侵入事件

 上皇さまが皇居を訪れる3日前の5月25日、緊急事態宣言が全面解除される日の朝、男が皇居に侵入する事件が起きた。白昼堂々、警視庁の向かいにある桜田門の脇からお堀を泳いで皇居側に渡り、高さ20メートル近い塀を登って皇居に侵入したのである。

 男はすぐに警察官に取り押さえられて事なきを得たが、当時、天皇陛下が皇居を訪れられていたということもあり、「なぜ侵入を許してしまったのだ」と、宮内庁がピリピリするという一幕もあった。

 そのため、上皇さまの久々の皇居来訪にはいつも以上の厳戒態勢が敷かれたという。

 ところが、上皇さまのご到着直前、現場ではまたもや緊張が走る出来事が発生した。

「上皇さまが到着される2分前、私たちがすでに撮影ポイントを決めて並んで待っている時に、規制線の中に黒塗りのハイヤーが突っ込んできた。『おい!止まれ!』と、警察官が怒号を飛ばせていましたよ」(皇室カメラマン)

 大量の警察官が一目散にハイヤーに向かって駆け出し、「ダメだダメだ、出てきて!出てこい!」と叫ぶと、車から降りてきたのは通信社の小柄な女性カメラマンだった。

 現場は3日前の事件が頭をよぎったこともあり、罵声が飛び交う事態に。皇室が2か月ぶりの外出となれば、カメラマンも2か月ぶりの取材ということで、作法を忘れていたのか。

 ただ、そんなことは許されるはずもなく、カメラマンには厳重注意が与えられたという。



◆ご家族関係に嬉しい変化が

 今後、皇室の活動が再開されていくとすると、注目される事柄の一つに秋篠宮家の長女・眞子さまのお仕事がある。

 眞子さまは非常勤の研究員として博物館でお仕事をされているが、ここ数か月はテレワークが続いていた。

「眞子さまは会社に出勤をされたいというお気持ちもあるようですが、秋篠宮家は新型コロナウイルスに対する危機意識が高く、まだテレワークが続くと伺っています。ご家族は一歩も外に出ない覚悟で結束を高めています」(皇室担当記者)

 秋篠宮さまはこの新型コロナウイルスの感染が日本で急増する前から、自身が総裁を務める済生会病院から情報を得ており、皇室の中でもいち早く感染対策を講じてきたという。

そのため、外出はもちろんのこと、ご家族で専門家の御進講を受ける際も、お住まいに専門家を招かず、テレビ電話を使われている。さらには、三密を防ぐため、ご家族は別々の部屋で聞くという徹底ぶりだ。

 秋篠宮家と言えば、眞子さまの結婚問題で、これまで週刊誌などで家族の不仲が伝えられることもあった。

 しかし、最近ではご家族で御進講を受けられたり、紀子さまの提案で、病院に送るための医療用ガウンをみんなで作られたりと、「ご家族関係に変化が生じています」と、とある皇室ジャーナリストは語る。

「ご家族お一人おひとりの個性がお強いので、正面から話すと衝突されることもあります。しかし、普段学校に行って留守が多かった悠仁さまも今は家におられ、姉2人にいじられることも多く、その光景を見ていたご夫妻も自然と穏やかな口調になって、一家が笑いに包まれる場面もあるようです」

 新型コロナウイルスは皇室のご活動を制限するものと考えられてきたが、家族愛を確かめ合うには十分なご機会となったようだ。

〈取材・文/日刊SPA!取材班〉

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