「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」第3期の参加企業が決定!

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2020年06月03日 08:01  Techable

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京浜急行電鉄株式会社と株式会社サムライインキュベート(以下、「サムライインキュベート」)は、「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM(京急アクセラレータープログラム)」第3期における参加企業10社を決定。

スタートアップ企業とのオープンイノベーションにより、新規事業の創出を目指す。また、今回の発表に伴って、メディア向けのオンライン説明会も開催された。
多数の応募から10社を決定京急グループは、時代の変化に合わせたビジネスモデルの変革を図るとともに、「モビリティ(人やモノの移動)を軸とした豊かなライフスタイルの創出」をビジョンに掲げている。

そこで、リアルとテクノロジーの融合による新しい顧客体験を生み出すため、スタートアップ企業とのオープンイノベーションを推進する目的で開始されたのが「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」だ。

第3期となる今回は、「沿線地域にこれまでにない新しい体験を付加するもの」と「既存事業領域をデジタル・テクノロジーでアップデートするもの」の2つの方向性をベースに、昨年12月から事業共創提案を募集。最終的に合計92社の応募があった中、書類審査や複数回の面談審査を経て、トータル10社のプログラム参加企業が決定している。
メディア向けのオンライン説明会を開催今回の参加企業決定に伴い、メディア向けにオンライン説明会も開催。

家具のサブスクリプションサービス「airRoom」を運営する株式会社Elalyや、アプリ「NewsDigest」を手掛ける株式会社JX通信社など、前述の10社がそれぞれ2分程度の持ち時間でプレゼンテーションを行った。

「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」第3期のコンセプトは、「移動のきっかけを生む」「移動を楽しく快適に」「移動した先を豊かに」の3つ。そのコンセプトにもとづき、参加企業と京急グループによる事業共創を綿密にプランニングした上で、テストマーケティング(実証実験)を順次実施する予定。
今後の展望新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ソーシャルディスタンスの確保やテレワークの拡大など、人々の生活は大きな転換点を迎えている。今後は、利用者の特性に応じたMaaSソリューションの開発や、都市空間におけるさまざまな業務の自動化などを進め、新時代のモビリティとライフスタイルにつながるイノベーションの創出を目指す。

また、新型コロナウイルスによる影響を踏まえ、プログラム期間を当初の予定より半年程度延長することが決定。先に述べた各社とのテストマーケティング実施時期などに関しても、状況に応じて柔軟に対応する見込みだ。

さらに、オープンイノベーション拠点「AND ON SHINAGAWA」のパートナー企業や、サムライインキュベートの運営するベンチャーキャピタルファンドとの連携も強化。これにより、今回プログラムへの参加に至らなかった応募企業に対しても、希望に応じてファンドからの投資検討を進めるなど、スタートアップへの広範な成長支援を展開していく。

PR TIMES

(文・早川あさひ)
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