2チームの反対でリバースグリッド予選レース導入は見送りに「今後もさまざまなアイデアを検討」とF1ボス

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2020年06月03日 10:11  AUTOSPORT web

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写真2019年F1第10戦イギリスGP グリッド
2019年F1第10戦イギリスGP グリッド
 2020年F1においてリバースグリッドによる予選レースを導入するという案について協議が行われたが、チームのなかで全会一致の同意がなされなかったことが分かった。そのため、今季中の導入は不可能になった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年F1カレンダーは大幅な修正が必要となった。長期間にわたる検討の後、6月2日、F1は7月5日にスタートする序盤8戦のスケジュールを発表、オーストリアとイギリスではそれぞれ2回グランプリが実施されることが正式に決まった。

 同じ開催地での連戦という異例のスケジュールになったことを考慮し、予測不可能な要素を組み込むために、2回目のレースには決勝グリッドを決めるための予選スプリントレースを導入するという提案がなされた。予選レースのグリッドは選手権ランキングを逆にしたものを採用するというプランだ。しかしこの案にメルセデスとレーシングポイントが反対したといわれており、実際、全チームの同意が得られなかったため導入不可能となったことがF1から発表された。今後も異なるフォーマットの採用について協議が続けられるものの、今シーズン中に変更が行われるかどうかは不明だということだ。

「この2年ほどの間に、F1を称え、このスポーツの素晴らしさを尊重し、ファンにより貴重な経験を提供するため、何らかの変更を行う道を模索するべきではないのかという議論を重ねてきた」とF1のCEOチェイス・キャリーはコメントしている。

「コロナウイルス感染拡大の影響のなかで、ふたつのレース(オーストリアとイギリスのダブルヘッダー)について話し合いを行った。現時点で公になっているのはリバースグリッドという案だが、これについてはすべてのチームが賛成しているわけではない。短期間での規則変更には全会一致での支持が必要だ」

「今シーズン、我々はほぼリアルタイムでの変化を遂げていく。引き続き、さまざまなアイデアを検討するつもりだ。だが、ギミックを取り入れないようにしたい。素晴らしい歴史、偉大なヒーローやスター、ドライバーやその他の職に携わる才能ある人々がかかわる偉大なるスポーツであり、すべてのことを尊重したい。しかしながら変更を施す方法を検討しないというわけではない」

「今年は独特なシーズンである。通常ならレースにプラスになる真の可能性があると確信しなければやらないだろうことを、試す機会が多少増えていると考えられる。(話し合いを)続行していくが、それはこの問題に限ったことではない。このスポーツをより良いものにするため、新たに取り入れられることを検討し、挑戦し続けていきたいと、我々は常に考えている」

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