ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の実妹であるフランチェスカさんが、37歳の若さで亡くなった。2日に、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
フランチェスカさんは、2月上旬に倒れてから集中治療室に収容されており、2日に入院先の病院で亡くなったようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、フランチェスカさんは珍しい持病を抱えており、これまでも何度か手術を受けていた模様。今回、病名については明らかにされていない。
3月に入ると、イタリアでは新型コロナウイルスの感染が拡大した。その影響もあって、ガットゥーゾ監督は病床に伏せるフランチェスカさんと十分に面会することができなかったという。
フランチェスカさんは、ガットゥーゾ監督が現役時代にプレーしたミランで秘書として働いていた。そのあまりに早い死に対して、ミランはクラブ公式ツイッターで哀悼の意を表している。
「フランチェスカ・ガットゥーゾは、ミラネッロやミランと同じように、厳粛さを持って病気と向き合っていた。リノ(ガットゥーゾの愛称)、君の痛みは計り知れないし、君の家族の痛みも我々は共有する。安らかに眠れ、親愛なるフランチェスカ」
https://twitter.com/acmilan/status/1267770321169526787