今年はチュー目!? 「ねずみ年のオリックスは強い」説

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2020年06月03日 20:00  ベースボールキング

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ベースボールキング

写真オリックスとして初の日本一。ペナント手に場内一周  チャンピオンフラッグを持ち場内を一周するイチロー(中央)らオリックスナイン=神戸
オリックスとして初の日本一。ペナント手に場内一周  チャンピオンフラッグを持ち場内を一周するイチロー(中央)らオリックスナイン=神戸
◆ 「オリックスの年」がついに到来!?

 6月に入り、選手もファンも待ち焦がれたプロ野球ペナントレースの開幕日が迫ってきた。6月2日からは練習試合が再開され、各チームとも開幕に向けて再びギアを上げようとしている。

 また、シーズン開幕がずれ込んだことで、当初の開幕には間に合わない見込みだった選手たちが戻ってくるなど、チームを取り巻く状況にも変化が出ているようだ。その他にも120試合制となり、移動リスクを軽減するための集中開催など、各球団にとって未知数な部分は大きい。そういう意味では、どのチームがペナントレースの主役になってもおかしくない状況と言えるだろう。

 そんな中で気になるチームのひとつがオリックス。山本由伸、山岡泰輔を軸とした先発ローテーションは魅力的で、打線は吉田正尚という軸があり、メジャー通算282本塁打を誇る超大物・ジョーンズの加入に加えて、ロドリゲスも期待できそう。そしてもうひとつ、興味深いデータがある。それは2020年が、「ねずみ年」であるということだ。

 12年に一度のことなのでサンプル数こそ少ないが、ねずみ年のオリックスの成績を振り返ると、好成績を残していることがわかる。


◆ 5シーズン中、負け越したシーズンはなし!

 調べたのは1950年以降、ねずみ年だった年のオリックス(前身球団の阪急含む)のシーズン成績。2019年までにねずみ年は5回あったが、それぞれの成績を見ていく。


▼ 1960年(4位)
・戸倉勝城監督:65勝65敗6分(勝率.500)

 優勝した大毎オリオンズから17ゲームも離された4位だが、前年は勝率.369で5位だった。そして翌1961年は、勝率.389で5位と低迷していることを考えると、勝率5割は健闘したと言っていいだろう。

 米田哲也、梶本隆夫と後の名球会投手がそれぞれ22勝、21勝を挙げ、野手ではキューバの牛若丸と称されたバルボンが32盗塁を記録し3年連続の盗塁王を獲得している。


▼ 1972年(リーグ優勝)
・西本幸雄監督:80勝48敗2分(勝率.625)

 プロ野球史に残る名将・西本幸雄がチームを率いて節目となる10年目のシーズン。開幕から6連勝を飾るなど出足も好調で、前半戦終了時点で2位に7.5ゲーム差をつけるなど独走状態に。

 後半戦に入ってからも追い上げるチームはなく、結果的には2位近鉄に14ゲームをつけての2連覇を達成。山田久志が20勝で最多勝、福本豊が106盗塁で盗塁王とMVPを獲得するなど、1968年のドラフト会議で指名した2選手が投打で活躍した。


▼ 1984年(リーグ優勝)
・上田利治監督:75勝45敗10分(勝率.625)

 開幕当初は南海や近鉄と在阪3チームで首位争いを演じたが、5月24日〜6月8日にかけて達成した13連勝で頭ひとつ抜け出すと、そのまま独走態勢へ。最終的にはロッテが迫ってきたものの、全球団に勝ち越して6年ぶりのリーグ制覇を達成した。

 ブーマーが外国人選手初の三冠王に輝いたのをはじめ、投手では今井雄太郎が最多勝と最優秀防御率のタイトルを獲得。佐藤義則が17勝、山田久志が14勝と盤石のローテーションを形成した。


▼ 1996年(日本一)
・仰木彬監督:74勝50敗6分(勝率.597)

 前年にオリックスとして初のリーグ優勝を果たして2連覇を目指したこの年。前半戦こそ日本ハムにリードを許したものの、後半戦に入ってからグングンと追い上げて8月30日に首位に立つとそのまま突き放してリーグ2連覇を達成した。

 日本シリーズでも巨人を4勝1敗で退けて、親会社がオリックスになってから初の日本一となった。3年連続のMVPを獲得したイチローはもちろん、主砲ニールが本塁打と打点の二冠王に輝くなど、リーグ1位の打率を誇る強力打線が日本一への原動力となった。


▼ 2008年(2位)
・コリンズ監督/大石大二郎監督:75勝68敗1分(勝率.524)
※大石大二郎監督は5/22から監督代行、8/2より監督に昇格

 開幕直後はつまずき4月終了時点では最下位に低迷。5月21日には監督を務めたコリンズが辞任したが、大石大二郎が監督代行を務めると積極的な若手起用が功を奏して7月からは3カ月連続での勝ち越しを達成。7連勝目を飾った9月5日に2位に浮上すると、そのまま粘って1999年以来となるAクラス入り、球団史上初のクライマックスシリーズ進出を果たした。

 15勝を挙げた小松聖を筆頭に2桁勝利投手が4人、そして打線では打点王に輝いたローズと36本塁打を放ったカブレラのベテラン外国人選手が打線を引っ張った。


 上記の5シーズンはいずれも勝率5割以上をマークし、さらにリーグ優勝3回、日本一1回という好成績を残している。オリックスが最後に優勝したのは24年前の1996年までさかのぼらなければならず、Aクラスに入ったのも6年前の2014年が最後である。縁起の良い?ねずみ年に、久々の優勝を期待したいところだ。


文=福嶌弘(ふくしま・ひろし)

このニュースに関するつぶやき

  • まだ長村がぐっちゃぐちゃにした組織を根本から整えてる途中だしなあ。あと西村の他人事コメントでは上位進出は厳しい気がする https://mixi.at/a9JeIKm
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  • ブルーウェーブの初優勝は亥年か。去年は最下位だが結構頑張った。今年はセ・リーグで貯金できないから厳しいだろう。まずは健康第一。
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