蒼井優、戦争に翻弄される女性役で『スパイの妻』主演!共演は東出昌大、高橋一生ら

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2020年06月05日 06:02  TVerプラス

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蒼井優が主演、黒沢清が監督を務めるドラマ『スパイの妻』(BS8K)が、6月6日(土)14時から放送される。

戦争という時代のうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫く女性の姿を描くラブ・サスペンス。蒼井は、高橋一生演じる神戸の貿易商・福原優作の妻、福原聡子を演じる。また、東出昌大が聡子の幼馴染で神戸憲兵分隊の隊長・津森泰治を、坂東龍汰が優作の甥で、優作とともに満州へ渡る竹下文雄を演じる。

<蒼井優 コメント>
この時代の女性を演じるのは今回が初めてだったのですが、思い描いたところに自分が行けているのか、どこか感覚が凝り固まっているのではないか、と常に自分を疑いながらの撮影でした。また、黒沢監督は、立ち位置と動きを決めてくださって、そこからどうするかは、演じる側の俳優に委ねられるため、終始「正解は何だろう?」と思いながら演じていました。正解を当てに行くというよりは、不正解を知っていくことで役を形作っていくことができたように思います。

<高橋一生 コメント>
黒沢監督作品に初めての参加でしたが、監督の世界観は非常に明確でしたので、動きの指示や細かな機微において、提示されたものの中でどれだけの事が出来るか、楽しみながら取り組むことができました。特に、この時代の人間を演じるならではの、現代的な口調ではない台詞群を、どう解釈して出力するかという作業は、個人的にも面白い体験でした。また、撮影終盤には、大掛かりでクラシックなオープンセットを前に、百人以上のエキストラの皆さんが行き交う中で、1カットの非常に長いお芝居をやらせていただきましたが、各部署のスタッフの方々が動いていることを感じてここに参加させていただいていることの感謝と興奮がありました。そして、蒼井さんはお芝居で会話が出来る方なので、とても安心して刺激的な経験が出来たと思っています。

<あらすじ>
1940年、太平洋戦争前夜の神戸。福原聡子(蒼井)は、満州へ赴いていた夫・優作(高橋)の帰りを待ちわびていた。ところが帰国後、幼なじみの憲兵・津森泰治(東出)から呼び出され、夫が満州から連れ帰った女の死を告げられる。嫉妬心に駆られた聡子は、夫の行動を疑うなかで、彼が満州から持ち帰った重大な秘密を目にしてしまう。かの地で一体、何があったのか。真実を知ってしまった聡子は驚きの行動に出る。
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