再開した博物館のだいぶホラーな警告文が話題 「客が展示物にされる…」

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2020年06月05日 09:51  しらべぇ

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しらべぇ

写真(画像提供:小樽市総合博物館)
(画像提供:小樽市総合博物館)
(画像提供:小樽市総合博物館)

新型コロナウイルス感染拡大のため臨時休館していた北海道・小樽市総合博物館が1日から再開した。

再開に伴い、感染予防策として来館者に注意を呼び掛けるポスターを博物館HPに掲載したところ、そのユニークなデザインや文面にネット上で注目が集まっている。

■「注文の多い料理店」を意識したポスター

「当館は注文の多い博物館ですからどうかそこはごしょうちください」と、詩人の宮沢賢治の作品「注文の多い料理店」に登場する一文とリンクさせた注意書きを記したこのポスター。

手や指の消毒についても、「どうか手や指にアルコールえきをたくさんよくもみこんでください」と書かれ、本家で登場する一文「どうかからだ中に、塩をたくさんよくもみこんでください」に実にそっくりだ。

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■貼ってみた注意書きが…

「注文の多い料理店」をモチーフにした理由には、石川直章館長が目指す、館内のコンセプトを崩したくないという強い思いがあったためだ。

「再開にあたり、新型コロナ感染拡大防止のための取り組みを行ったところ、館内各所に『〜してはいけない』『〜しなくてはいけない』という注意書きが貼られることになりました。しかし、そのような環境は当館が目指す『楽しい博物館』とは程遠いものです。また、注意事項を並べた無機質なポスターを貼っても、来館者には読んでいただけないのではないかというジレンマがありました」(石川館長、以下同)

■ツイッターで目にした一文がヒントに

そんな折、ツイッターで「注文の多い料理店」と掲示された、都内居酒屋の注意書きを目にし、着想のヒントを得た。

「宮澤賢治の、人を惹きつける独特な文体、 認知度の高さ、そしてその文章が新型コロナの感染予防対策における当館の注意事項とうまくマッチしたのです。賢治の世界をモチーフとした『楽しい博物館の注意書き』のイメージを前面に出した、思わず目に留めたくなるようなデザインのポスターとなりました」

山猫のイラストは、同館の元実習生で、現在LINEスタンプなどを手掛けている絵描きの「くりさんど」さんに協力を仰ぎ、描いてもらったという。

■効果はあった様子

現在、館内では本館と運河館入口に掲示。ネット上で拡散されたことに、石川館長は一定の効果が出たのではないかと自負している。

「このポスターはあくまでも来館者に向けた『注意書き』です。その意味で十分効果を発揮しています。『注意書き』を目当てに北海道までいらっしゃる方はいないと思いますが、今回の拡散で当館のイメージを多くの方に持っていただき『小樽に博物館がある』ということを理解していただけたのではないか、と思います。

少なくとも『あの注文の多い博物館ね。だったらマスクしようか』と思っていただければ成功だと思います」

■「入った客が展示物にされる」

ポスターを目撃したネットユーザーからは、「博物館ならでは、教養あってこその掲示ですな」「センスある」と、絶賛の声が相次いでいる。

一方で、「これ、入った客が展示物にされる博物館や」「コロナ対策と勘違いして、お腹に入っちゃうのか…」とボケる声も見られた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・亀井 文輝

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