アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタが、脱税容疑で有罪判決を受けたようだ。4日に、スペイン紙『アス』が報じている。
現在31歳のD・コスタは、長らくスペインで活躍を続けてきた。現在所属するアトレティコだけでなく、ローン移籍でセルタやラージョ・バジェカーノなどでもプレーした経験がある。2014年にはチェルシーに移籍し、プレミアリーグでも類まれなゴール能力を発揮した。
『アス』によると、今回D・コスタは税法違反を指摘されている。チェルシー移籍でイングランドにいた際、D・コスタは500万ユーロ(約6億1,800万円)を超える収入を申告していなかったことで、100万ユーロ(約1億2,400万円)を脱税した疑いがかけられているという。また、100万ユーロ以上の肖像権収入に関しても申告漏れが指摘されている。4日、マスク姿で法廷へと現れたスペイン代表ストライカーは有罪判決を受け、6カ月間の懲役と50万ユーロ(約6,200万円)の罰金を課された。
スペインの法制度では、2年未満の懲役刑を伴う非暴力犯罪は、罰金に置き換えることができる。そのため、D・コスタが収監される可能性は低いという。