WRC:各チームに課されたテスト禁止令が解除に。早ければ6月中にも走行再開へ

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2020年06月05日 21:51  AUTOSPORT web

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写真WRCを戦うマニュファクチャラーは各大会に向けて事前テストを行うことが認められている
WRCを戦うマニュファクチャラーは各大会に向けて事前テストを行うことが認められている
 WRC世界ラリー選手権に参戦するチームに課されていた暫定的なテスト禁止令が解除され、6月中にも各マニュファクチャラーがテストを行うことが可能になる見込みとなった。

 もともとWRC最上位クラスを戦うチームにはコスト削減などの観点からテストには制限が課せられており、各大会に向けた事前テストはヨーロッパ圏内で行うこと、テスト日数は42日までとすることなどが定められている。

 しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で、ヨーロッパ各国では国民の移動を制限するロックダウンが行われたことに加え、トヨタが拠点を構えるフィンランドが国内での走行を認めたのに対し、ヒュンダイが拠点を構えるドイツ、Mスポーツ・フォードのイギリスは走行を認めないなど各国の対応にも差が出ていた。

 この状況を受け、WMSC世界モータースポーツ評議会(ワールド・モータースポーツ・カウンシル)は4月上旬に暫定的なテスト禁止令を発令。「2020年5月31日まで、もしくは登録済みの全マニュファクチャラーが平等にテストを行える状態にあるとFIAラリー部会が認めるまで」テストを禁止するとの決定が下された。

 そして5月末、WRCステークホルダーが会合を行い、6月からテスト再開を認める方向で合意。早ければ月内にもWRカーによる走行が再開される見通しとなった。

 また、このステークホルダー間の話し合いでは2021年に向けてテスト日数削減などといった規則変更案についても話し合われたという。

 WRCでは2022年からハイブリッド搭載の新車両規定が導入されるため、2021年のテスト規定は各マニュファクチャラーの新型車開発に大きく影響する。テストに関する規定概要は近日中に発表される見込みだ。

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