ロッテ・佐藤、1試合2ホーマーに「自分でもびっくり」

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2020年06月06日 09:20  ベースボールキング

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ロッテの佐藤都志也
◆ 1試合2ホーマー

 ロッテの佐藤都志也が、バットで存分にアピールした。

 “打てるキャッチャー”として期待のかかる佐藤は5日の楽天戦、『7番・指名打者』で先発出場。2回二死走者なしで迎えた第1打席、「球界を代表される投手でストレートがいい投手だと思うので、そのストレートに振り負けないようにと思っていました」と、楽天のエース・則本昂大が投じた145キロのストレートを振り抜いた打球はライトスタンドに吸い込まれた。「久しぶりに自分の中でもしっかり捉えられたと思える打席でした」と本人も納得の一発だった。

 さらに、7回無死一塁の第3打席は、「高めの球を狙って打ちにいきました」と、昨季48試合に登板して防御率2.18の成績を残した宋家豪のストレートをライトスタンドに放り込んだ。「まさか入るとは思わなかったので風で伸びてくれたんだと思います。今日2本打てるなんて自分でもびっくりです」と、本人も驚く1試合2本塁打となった。

 この日は指名打者で先発出場したが、7回の守備からマスクを被り、田中靖洋、東妻勇輔、小野郁の3投手をリード。7回からの3イニング、楽天打線をしっかり0に抑えた。

◆ 継続してアピールがカギ

 正捕手の田村龍弘が、3日のアップ中に腰に違和感を訴え、4日に浦安市内の病院で「急性腰痛症」と診断された。チームにとって田村の離脱は痛いが、佐藤にとっては開幕一軍、出場機会を増やす絶好のチャンスだ。

 佐藤は新入団会見のときから、「バッティングをとったら正捕手になれないと思っている」と話すように、“打てる捕手”を目指している。もちろん守備力の向上は必須だが、“経験”が問われるポジションのなかで、佐藤が開幕一軍の座を勝ち取るためには、売りである“打撃”という部分でアピール、大きなインパクトを残していく必要がある。5日の楽天との練習試合で1試合2ホーマー放ったが、今後も継続して打撃で結果を残すことができるかが重要になっていきそうだ。

文=岩下雄太

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