NEWS 手越祐也と『週刊文春』のマッチポンプな関係性……ツッコミどころ満載の記事を深読み

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2020年06月06日 18:02  日刊サイゾー

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写真(c)日刊サイゾー
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ライター・出来花子が、今週の芸能ニュースを振り返る!

 なんだか手越が心配なんだなあ。

 思わず語尾が相田みつを調になるくらいにはNEWS・手越祐也のことが心配なのである。この3週間ほど芸能マスコミを賑わせている、手越のジャニーズ退所報道。ジャニーズの面々や木村拓哉が手を洗ったりしながらステイホームと訴えるのを尻目に、手越は女の子を呼びつけてドンチャンやってたところを『文春オンライン』に報じられ、イエローカード。ジャニーズのチャリティユニット「Twenty★Twenty」から外された。

 ここで大人しくしていればいいものを、その後さらに六本木のラウンジやバーで朝まで女性を連れ友人らと飲み明かす姿をこれまた『文春オンライン』に押さえられ、今度はレッドカード、芸能活動休止に追い込まれることに。というか、2度も文春に刺されるって、そうれはもう手越の身内に裏切り者がいるんじゃないのか。大丈夫なのか、手越よ。

 そういえば、ここ日刊サイゾーでは4月の段階で「ジャニーズ事務所、手越に外出禁止令!」という記事を打っていたのである。

・山下智久、手越祐也は超厳戒態勢!? 新型コロナ騒動で外出禁止令を出したジャニーズ事務所の苦悩

 記事では事務所が手越にGPS機能をONにしたスマホを持たせていたというが、ここまで徹底監視されると逆にかいくぐってみたくなるのか? 

 そんなこんなで以降、手越にまつわるさまざまな報道がなされた。このまま事務所を辞めるだとか、タッキー副社長のことが嫌いだとか、実業家になるだとか、YouTuberになるだとか、然もありなんな話のオンパレード。

 ところが今週になって、今度は「実は手越はいいヤツなんでやんす」という報道が放たれる。『女性セブン』(小学館/2020年6月18日号)では、Uber Eats配達員のごとく大きなリュックを背負い、自転車で弁当を届ける手越の写真が掲載されている。これまた真正面からの綺麗な写真だこと。なんでも、弁当はコロナ禍で生活苦に陥った母子家庭に送られるらしい。SNS上では、「こちらのお弁当は『手越祐也様』の支援で作らさせていただきました」といったシールが貼られた弁当の写真が拡散されている。

 日ごろチャラい人が善行、例えばボランティアに従事していたりすると、「実はいいヤツなんじゃないか?」と思ってしまう。ヤンキーが母校に帰って教員になると、「更生して先生になって本当にえらい! よく頑張った!」なんて煽てられ、挙句政治家になっちゃったりもする。

「な〜んだ、手越はチャラそうに見えて実はいいヤツだったんだ! じゃあキャバクラ手越の報道もチャラだね!」

 って、なるか? そんなに世の中甘いのか?

 だがしかし、弁当配達を抜きにしてもそもそも手越は最初からずっとチャラくていいヤツなのだ。聞くところによると、本当にオープンマインドな男性で、連絡先を聞くとホイホイと教えてくれちゃうのだという。筆者も昔、都内の某女子大に取材したとき、「うちのクラスだけで手越と寝たやつ2人はいる」という話を聞いた。真偽のほどはわからないが、「ジャニーズなのに会えば抱いてくれる」という都市伝説が囁かれるほど、手越という人は多分サービス精神旺盛で優しく、押しに弱くて、人の良いやつなのだろう。

 そんな人の良さでついに『週刊文春』をも骨抜きにしたのか? と思ってしまったがのが今週発売の6月11日号に掲載された「手越祐也 直撃30分『文春にも一言言いたい』」という記事だ。ここでは手越と“手越の友人”たちによる弁解を全面的に掲載している。文春に打たれた傷を文春が庇う。手越の敵にも味方にもなる文春。鉄人28号かよ。なんだ、このマッチポンプは? とも思うのだが、ツッコミどころは他にもいっぱいある。

 まず、直撃を受けた手越は「僕がいま何か言うと迷惑がかかってしまうので、事務所に聞いてくださいとしか言えないです」とそれっぽいことを言うのだが、ここでも押しの弱さが出てしまったのか、その後に結局いろいろ喋ってしまっている。例えば、最初のキャバクラ手越報道については「あの日は仕事の打ち合わせや、将来の話をしただけで、その場で解散しているんです」と弁明したり。

 また、滝沢秀明との確執疑惑についても「まったく、ありえないことです。滝沢くんは僕の話をちゃんと聞いてくれるし、タレントの気持ちをわかってくれる人」と、タッキー副社長のフォローに余念がない。

 さらには「僕にはたくさんの夢があるし、そのために必要な人に会ったり、打ち合わせを重ねてきました」「NEWSを愛しているし、もちろんメンバーのことも大好きです」「僕は今後、絶対にファンを裏切らないし、自分を応援してくれるファンは絶対に幸せにする」「決して優等生ではない、はちゃめちゃな僕をずっと支えてくれたファンは間違いなく世界一だと思っています。すみません、今はそれしか言えません」て。いや、「それしか」て。とっくに「それしか」の域を超えている。めちゃくちゃ喋るじゃん。さっすがサービス精神の男。

 最初に「何か言うと迷惑がかかるから」なんて言っておいて、饒舌極まっている。きっと、言いたいこと、弁解したいことがが山のようにあるのだろう。にしても、後半はなんだかアイドル雑誌のインタビューのような美辞麗句ばかりで、これに紙幅を割いた文春の手越への寄り添いっぷりたるや。でも最初に手越を刺したのも文春で……やっぱりマッチポンプなんじゃ……?

 多分、いいヤツなんだろう。いいヤツだから、金塊強盗とも写真を撮るし、安倍昭恵に呼ばれて花見にも行くし、自分を背後から撃ち抜いた文春にも警戒することなくペラペラと思いの丈を打ち明けて飯の種を与えてしまう。

 ところがサービス精神旺盛な一方で、手越の心にはさもしさがあるのだ。

 6月1日の「文春オンライン」では、手越の知人が「(手越は)グループの人数が減り、年齢が30歳を超えても活動する『KAT-TUN』を見て馬鹿にすることもあった。『外見もカッコよくない』と」と証言している。そういえば昔、ネット上に流出した手越のカラオケ動画でも、「一番嵐のファンが多いけど〜東京ドームで口パク聞いてる〜」というしょうもない替え歌を歌っていたっけ。同僚たちを揶揄することでしか、肥大した承認欲求を落ち着かせることができないのか? だとしたら痛ましいったらない。

 他人の見下すのは、自分が満たされていないからだろう。もっと認められたいんだろ。認められ足りないんだろう。配られた弁当にでかでかと貼られていた「手越祐也様」の文字が、まるでその証左のようだ。中居正広が医療現場に送った叙々苑弁当には中居の「な」の字も書いてなかったしなあ。

 だけど本当は、手越は十分認められていた。大勢のファンが、過去の度重なるスキャンダルを受け止め、それでも応援し続けてきた。大きなステージに立ち、たくさんの声援の中で歌い続けることができた。これで満足できないのなら、この先どんな道に進もうともきっと満たされることはないだろう。

 総じて思う、「大丈夫か? 手越」と。

『週刊文春』の直撃取材に答える手越はどうにもこうにも言い訳じみていて、ツッコミどころ満載だった。手越も、事務所には愛想尽かされネットでは袋叩きに遭ってつらかったのかもしれない。そこに現れた「文春」は、手越の思いの丈を記事にしてくれた。手越は持ち前の人の良さで「『文春』意外に話がわかるヤツだな……」なんて思ってしまったりして(まるでDVカップルみたいな構造だ)。そんな文春に恩義を感じた手越は、ジャニーズ退社後に「手越祐也、ジャニーズの内情全て暴露します」な〜んてインタビューがどかーんと打ち上げられたりして。そんなことまで邪推してしまった。

 生活苦の家庭に弁当を配るのはえらいことで、本当に褒められるべきことだと思う。しかし、それで今日に至るまでの粗相がチャラになるってことはない。大丈夫か、手越よ。とにかく手越が心配だ。

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