ポグバとB・フェルナンデスの共存は可能か…ギグス氏「補完し合えるかどうか」

プレミアリーグ再開時期決定を受け、長きに渡ってマンチェスター・Uで活躍し現在はウェールズ代表監督を務めるライアン・ギグス氏が、古巣に期待していることを明かした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が5日に同氏のコメントを伝えている。

　まず、ギグス氏は心待ちにしている要素として、フランス代表MFポール・ポグバとポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの共演を挙げた。今季のポグバは足首の負傷が影響して離脱を繰り返しており、1月に加入したB・フェルナンデスと共に公式戦のピッチに立ったことはない。両選手の共存について、ギグス氏は自身の考えを明かした。

「共にプレーしている姿を見るまでは、彼らがうまく融合すると断言することはできない。優れた選手は他の優れた選手とうまくプレーできるはずだが、実際に見てみないと分からない部分もある。彼らが高いクオリティを備えていることは事実だから、互いに補完し合えるかどうか見てみたい」

　続けて、ギグス氏は1月に加入して印象的な活躍を見せているB・フェルナンデスを称賛。同選手の加入がきっかけでマンチェスター・Uは再び勢いを取り戻していると話した。

「オーレが連れてきた選手たちは見事だよ。選手のクオリティだけでなく、人間的にもね。B・フェルナンデスが来たことで皆が良い方向へ向かった。シーズン終盤に向けてワクワクさせてくれている。加入当初はインパクトを残すことができた。今後を決めつけるにはまだ早いが、彼が素晴らしいスタートを切ったことは確かだ」

「彼は周りの選手たちに良い影響を与えた。すぐマンチェスター・Uに馴染むこともできた。新たな選手が加入した時にいつも願っていたことが実際に起こっている。彼からは『クラブのために』という思いも伝わってくる。彼は多くのトライをして、うまくいかなければ次の一手を探している。彼がボールを持つとワクワクする」