チェルシー加入間近のヴェルナー…決め手は“レジェンド”の説得?
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2020年06月06日 21:41 サッカーキング
ライプツィヒに所属しているドイツ代表FWティモ・ヴェルナーのチェルシー移籍が決定的となった背景には、チェルシーの“レジェンド”の存在があったようだ。イギリスメディア『テレグラフ』が5日に伝えている。
今夏のチェルシー加入で大筋合意に達したと報じられているヴェルナー。チェルシー以外にも多くのビッグクラブが同選手に関心を示しており、以前までは移籍先の有力候補としてリヴァプールの名前が挙がっていた。しかし、新型コロナウイルスの影響でクラブが財政面でのダメージを受けたことで状況は一変。獲得を熱望していたリヴァプールのユルゲン・クロップ監督の思いに反して、獲得交渉は停滞していた。
このような状況の中、ヴェルナー争奪戦で一歩前に出たクラブがチェルシーだ。クラブを率いるフランク・ランパード監督に加えて、クラブのテクニカル&パフォーマンスアドバイザーを務めるペトル・チェフ氏がドイツを訪問。ヴェルナー本人だけでなく、代理人やヴェルナーの父親とも話し合いの場を設け、ヴェルナーがチェルシーでどのように活躍するのかを説明したという。チェフはドイツ語を話せるため、ヴェルナーとはドイツ語でコミュニケーションを取ったと伝えられている。
クラブの“レジェンド”であるランパード監督とチェフ氏からのラブコールが功を奏し、ヴェルナーはチェルシー行きを決めた模様だ。チェルシーは週給20万ポンド(約2750万円)の条件で、5年契約を締結する見込みだという。
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