学生と飲食店、弁当で支える=4年生が発案、大学も支援―岡山

18

2020年06月07日 07:00  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

写真飲食店が提供した弁当を手渡す岡山大の学生有志=1日午後、岡山市北区
飲食店が提供した弁当を手渡す岡山大の学生有志=1日午後、岡山市北区
 新型コロナウイルスの影響で困窮する学生と飲食店を支援する取り組みが、岡山大(岡山市北区)で行われている。大学は、学生有志が始めた弁当の無料配布を後押しし、飲食店に弁当代を支払うことで地域に貢献。1日300食で始めた配布は500食に増やす予定で、支援の輪が広がっている。

 発案したのは法学部4年の槇遥希さん(22)。自身もアルバイトの収入が減り、インターネット交流サイト(SNS)にあふれる学生の不満や怒りの声を見て思い立った。市内のとんかつ店に弁当50食を無料で提供してもらい、5月22日に学生に配った。活動を知った大学側は地元飲食店の支援にもなると考え、1食500円の負担を決めた。

 今月1日、キャンパスの体育館前に天ぷら弁当や牛丼など5店舗の300食を用意。SNSや大学の一斉メールで呼び掛け、開始前から長い行列ができた。弁当は20分でなくなり、残った学生には翌日以降の引換券を渡し、5日まで続けた。

 新入生の女子学生は「コロナでバイトが始められず、仕送りもない。栄養バランスの良い弁当はありがたい」と喜んだ。中国から留学中の大学院生、張昭偉さん(23)は「活動を中国語で知らせ、サポートしたい」と語った。

 空揚げ弁当を提供した「かがしや食堂」は学生の常連客が多い。森西達也店長(44)は「収入は8割減り今も厳しいが、岡大生だから応援したいと思った」と話す。

 槇さんのSNSには学生の保護者からも感謝のメッセージが届いた。次の配布は8〜12日で、500食を用意する。岡山大の全学生が対象で、困窮の度合いなどの条件はない。槇さんは「受け取りに来るのが恥ずかしくないようにして、本当に困っている人に届けたかった。要望があれば継続したい」と話している。 

無料配布の弁当を求めて並ぶ岡山大の学生ら=1日午後、岡山市北区の岡山大
無料配布の弁当を求めて並ぶ岡山大の学生ら=1日午後、岡山市北区の岡山大

このニュースに関するつぶやき

  • こういう取り組みが広がればいいと思う。
    • イイネ!7
    • コメント 0件
  • 『玉ねぎ180トン、畑で廃棄』も岡山だったと思うけど、上手くリンク出来れば良かったのにね(´・ω・`)ションボリ 関係ないけど、ワタシは『牛丼ネギだく』も『玉ねぎの天ぷら』も好きですよ♪
    • イイネ!9
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(12件)

あなたにおすすめ

ニュース設定