ソフトバンク・千賀が復帰戦で157キロを計測!ファーム練習試合で今季初実戦

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2020年06月07日 13:31  ベースボールキング

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ベースボールキング

ソフトバンク・千賀滉大
◆ ボール先行で苦労も…

 ソフトバンクの千賀滉大投手(27)は7日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われているオリックスとのファーム練習試合に先発登板。今季はじめての対外試合のマウンドは、立ち上がりに2四球と制球に苦しみながらも無失点。最速157キロを計測するなど、復調ぶりをアピールした。


 言わずと知れた鷹のエース。昨季は9月にノーヒットノーランを達成するなど、自己最多タイで3年連続となる13勝をマーク。キャリアハイの227奪三振を記録して、自身初となる最多奪三振のタイトルにも輝いている。

 今季も大黒柱としての活躍に期待がかかった中、キャンプの途中で右腕のコンディション不良のために戦線を離脱。以降もなかなか状態が上がらず、3月20日の開幕戦登板は絶望というまさかの事態に陥っていた。


 それでも、開幕が延期となったこともあってじっくりと調整することができ、5月にはシート打撃での登板が叶うまでに快復。迎えた7日、今季初となる対外試合のマウンドにこぎつけた。

 立ち上がりの初回はいきなり150キロ超えの速球を連発。最速157キロを複数回マークするも、久々の投球とあってかボールが上ずる場面も多々見られ、先頭から2者連続で四球。犠打も決められ、一死二・三塁というピンチを招いてしまう。

 それでも、4番の松井佑介は内角の速球で押し込み一邪飛に斬り、宗佑磨も詰まった当たりの遊ゴロ。貫禄を見せつけ、ピンチを脱出した。
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